体重166キロで“50m7秒級”のド迫力ラン 米アスリートの驚異のスピードに米衝撃「ビーストだ」
NFLスカウティングコンバイン
米プロフットボール(NFL)のドラフト候補生の運動能力などをテストする「NFLスカウティングコンバイン」が米インディアナ州で行われた。多くの逸材がアピールする中、166キロの巨漢ながら驚異の身体能力を誇る守備選手が話題に。動画が公開されると、米ファンから「こいつはビーストだ」「正直、恐ろしい」といった驚愕の声が寄せられている。
軽快に走り抜けた。テストの中の一つ、40ヤード(36.58メートル)走に臨んだのはテキサス大オースティン校(ロングホーンズ)で守備ラインを形成して活躍したタボンドレ・スウェット。素早い反応からスタートを切ると、366ポンド(約166キロ)の巨体を揺らしながら10ヤードのスプリントで1.80秒、40ヤードを5秒27で駆け抜けた。腕の振りは早く、足の回転も滑らか。体重を感じさせないスムーズな加速だ。50メートルに換算すると約7秒というスピードだ。
NFL公式インスタグラムは「366ポンドの男は、タボンドレ・スウェットのような動きをしてはいけない」とつづって動画を公開。これに衝撃を受けた米ファンからはさまざまなコメントが集まっている。
「こいつはビーストだ」
「正直言って、恐ろしい」
「車に激突されたみたいになるだろうな」
「完全な戦車だ」
「ブレイディより速いじゃん」
「これぞアスリート」
「もしこのスピードでぶつかってきたら、靴が脱げちゃうよ」
「これは正気じゃない」
「NFLスカウティングコンバイン」は2月29日から3月3日までの4日間、インディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで行われた。ドラフト候補生たちは40ヤード走やベンチプレス、幅跳び、垂直跳びなどのドリルを実施。今季のドラフトは現地4月25日から27日にデトロイトで行われる。
(THE ANSWER編集部)