昇格組の磐田、開始30分弱で衝撃の3ゴール 川崎のスタジアムに静寂
磐田が川崎を相手に連続ゴール
ジュビロ磐田は3月1日、J1リーグ第2節で川崎フロンターレと対戦。
前半6分に華麗なパスワークから大卒ルーキーDF植村洋斗が左足のコントロールショットで先制点を奪った。右サイドバック（SB）の一撃でチーム今季初ゴールが誕生。さらに同18分、29分にFWジャーメイン良が追加点を奪い3点のリードを奪った。
川崎は敵地で行われた開幕戦で湘南ベルマーレに2-1と逆転勝利した一方、磐田はホームでヴィッセル神戸に0-2と敗戦。昇格組の磐田は前節に続き強豪の川崎との対戦となったが、前半6分、テンポの良いパスワークで左サイドを突破しクロスを放り込むと、流れたこぼれ球をDF植村洋斗が拾い、マイナス気味に切り込んで左足を一閃。狙い澄ましたグラウンダーのシュートはゴール左隅に流れ込み、先手を取る。
さらに前半18分、左サイドからアーリークロスが放り込まれると、ジャーメイン良が打点の高いヘディングで合わせて追加点を奪った。
前半29分には左サイドのスローインから狭いエリアでの細かいパスワークで川崎の守備陣をずらすと、ペナルティーエリア左への縦パスを落として最後は中央で構えていたジャーメイン良がゴール右隅に流し込んで再びゴールネットを揺らした。等々力陸上競技場に静寂が流れたが、同36分に決まったFWエリソンのゴールで再び活気を取り戻していた。（城福達也 / Tatsuya Jofuku）
