ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

ドジャースとそっくりの中日ユニホーム…同じ「背番号17」の柳が売れる

 大谷翔平投手がドジャーブルーでお馴染みのドジャース移籍が決まり、“そっくり”な中日右腕のユニホームが売れているようだ。東京・新宿のスポーツショップ「セレクション」では、同じ背番号17の柳裕也投手のユニホームが売り切れになった。

 昨年12月に大谷のドジャース入りが決まり、入団会見では背番号17がお披露目となった。胸にプリントされたチーム名の書体と赤い番号は、現在の中日のユニホームにそっくり。ネット上では、「中日のユニに見える」「パッと見中日」などと話題となっていた。中日は第1次星野政権時代の1987年にドジャースと業務提携を結んでいた縁で、似たユニホームを採用した経緯がある。

 同店はMLBグッズの販売がメインだが、NPBのユニホームも取り扱っている。スタッフは「中日のユニホームというよりは、柳選手のユニホームは(売れて)在庫がすでに無くなっています。大谷選手が決まってからですね」と苦笑い。12球団のグッズを取り揃えているため、店頭にあった柳のユニホームは5〜6着と多くはなかったものの、大谷の移籍決定後にすべて売れたという。

 今回の大谷の移籍を受け、ショップにはMLB関連のグッズの注文が殺到。他の日本人選手のグッズの売り上げにも影響があるという。「大谷選手のグッズから、当店のサイトにアクセスしていただいて、吉田選手とか千賀選手のグッズも、合わせて販売数が伸びています」と“大谷効果”を喜んでいた。(上野明洸 / Akihiro Ueno)