福岡名物「博多ぐるぐるとりかわ」を店内醸造ワインと共に味わえる『竹乃屋博多ワイン醸造所』に行ってきた！

2023年12月10日 10時47分

食楽web

●何本でも食べられると話題の「博多ぐるぐるとりかわ」とは？　『竹乃屋博多ワイン醸造所』でワインと共に美味しく味わってみた！

　最近、「とりかわ」が福岡グルメの1つとして根付いてきました。特に『竹乃屋博多ワイン醸造所』の「博多ぐるぐるとりかわ」は、外カリッカリ！中もっちもち！で、何本でも食べられると人気急上昇中。

　こちらでは、福岡を中心に九州各地に店舗を構える『竹乃屋』の中でも、ワイナリーが併設された『竹乃屋博多ワイン醸造所』をご紹介します。

「博多ぐるぐるとりかわ」5本880円（税込）

　これは……何本も食べたくなります。外側はカリッカリで、中はもちっと弾力があり、タレがしっかり染み込み絶品です！

　それもそのはず。焼いては寝かし、焼いては寝かしを繰り返し、余分な脂を落とすことでこの食感を実現しています。そこに、九州の厳選調味料を使った竹乃屋オリジナル秘伝のタレに漬け込むことで、ゆっくり味が染み込むそう。

　そのままでもおいしいのですが、かけてほしいのが一味唐辛子。ピリッとした辛さがとりかわの旨味を引き出してくれます。「博多ぐるぐるとりかわ」はノーマルの他に、ゆずこしょう味、レッドチリ味があります。迷った方は、3種食べ比べセットを選ぶのもオススメです。

　焼き鳥を食べる時、ビールをグビッと飲むのが定番のイメージですが、ここではぜひワインと一緒に。いつもとは違った雰囲気を味わえますよ。

　入店してすぐ目に飛び込んでくるのは圧巻の大きな樽。店内には都市型ワイナリーが併設されており、店内で丁寧に作られたワインを、リーズナブルに楽しめるのも魅力です。この日の店員さんオススメワインを注文してみました。

店内醸造ワイン「ナイアガラ（オレンジワイン）」649円

　白ワイン・赤ワイン・ロゼワインではなく、第4のカテゴリーとして注目されているオレンジワイン。果物のオレンジを使っているわけではなく、ぶどうのみで作られていて、見た目の色からくる名前とのこと。

　初めて飲みましたが、適度な酸味が爽やかで、果実味も強く、料理の邪魔をしないスッキリとした味わいです。鮮やかなオレンジ色が美しいですよね。

［食楽web］

　店内には、セレクトワインショップコーナーもありました。数年前から人気の高い、カリフォルニアのナパワインもお手頃価格で用意されています。自分へのご褒美に持ち帰るのもいいですし、ワインが好きな方や興味がある方へプレゼントすると喜ばれそうですね。

　国、地域、ぶどうの種類、様々なワインが並んでいる姿に、心が踊ります。また、樽出し生ワインは量り売りもしてくれますよ。

「洋風おでんマッシュルーム大根」319円

　店員さんに、ワインに合うメニューとして勧められてからすっかりハマったメニューが「洋風おでんマッシュルーム大根」です。初めて食べた時、感動しました。

　柔らかく煮込んである大根には、お出汁がしっかりと沁みています。そこにたっぷりかかっているのは、マッシュルームの旨みが凝縮されたクリームシチューのような濃厚ソース。

「自家製パン」209円をソースに絡めて

　もちっとした自家製パンを、濃厚なソースに絡めて食べると……なんとも幸せ。マッシュルームの香りが心地よく、しっとり柔らかい大根は噛むたびにジュワッとお出汁が口いっぱいに広がって、パンがその全てを包み込みます。ワインとの相性も抜群で驚きのマリアージュでした。

『竹乃屋博多ワイン醸造所』は、接客の素晴らしさも魅力の1つ。笑顔を絶やすことはなく、お客さんの会話を邪魔せず、時にはワインとのマリアージュを考えたメニューを紹介してくれるなど、居心地の良さが抜群です。福岡に訪れた際は足を運んでみませんか？

（撮影・文◎馬場阿紀子）

●SHOP INFO

竹乃屋博多ワイン醸造所

住：福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル
TEL：092-409-1758
営：11:00～23:00（ラストオーダー22:30）
休：なし
https://takenoya-jpjrhakatawine.owst.jp

●著者プロフィール

馬場阿紀子
福岡を拠点にタレント・女優・声優として活動しながら、インタビュアー・ライターとして各メディアや誌面に記事を寄せている。高カロリーな食事が好き過ぎて、増え続ける体重を気にしながらダイエット料理にも手を出すあまのじゃくな胃の持ち主。