左からひゅうが、ぼん(マネージャー)、ごうた(マネージャー)、やまと、ゆうま、あむぎり。

 YouTuberグループのコムドットが発売した「コムドットくじ」。当選すると、生身のメンバーを見られるオフラインイベントに参加できる。くじはファミリーマートの一部店舗で、10月1日から11月30日に販売された。

 グループのYouTubeチャンネル登録者数は380万人を超えるほどの人気だが、くじの売れ行きは不振を極め、販売最終日でも半分以上が売れ残っている店舗の声を本誌は報じた。また、X(旧Twitter)では、定価770円のところ250円などにして投げ売りされる様子が数多く投稿された。

 こうした惨状に責任を感じてか、グループのリーダーのやまとは、販売終了の翌12月1日、Xに「ファンのみんなへ」として次のように書き込んだ。

《記事で酷い書かれ方をしたり、ゴミ箱に捨てられる動画が投稿されたりしてるけど、そんな品を欠いた行為では到底コムドットの価値は下げられません 悔しい気持ちは分かるけど、応援してくれているみんなには楽しいことに時間を使って欲しいです ネガティブな書き込みはやめて、是非今日の動画にポジティブなコメントを残しに来てください》

 その直後、続けてこうポストした。

《しかし事実は事実として受け止め、次回何か新しい挑戦をする際は少しだけ数量を調整しようと考えてます 改めてコムドットくじ楽しんでくれたみんな本当にありがとう》

 やまとの発信に対し、《ありがとう》《楽しかった》といった今回の企画への感謝が寄せられる一方、次のような厳しい意見もあった。

《楽しんでねーだろ》

《受注生産で頑張れ》

《価値が下がってるのはそういった行動のせいではなくあなた自身の言動が大きな原因なんだけどね》

《コンビニ前で他人の迷惑考えず品性なくギャースカ騒いでたやつの末路ですわぁ》

 また、格闘家の平本蓮氏は、「ゴミ箱に捨てられる動画」という言葉に呼応してか、やまとのポストに対し《ぱい!! わかりまちた!!》と返答するとともに、くじを買えば漏れなくもらえる景品を、ゴミ箱に自ら捨てる動画を投稿した。

 YouTubeチャンネルのランキングを公開しているサイト「ユーチュラ」は、コムドットが2023年6月から11月までに約35万人の登録者を減らし、低迷傾向にあることを報じた。結成から6年めのグループは、次の一手を打てるか、まさに正念場だ。