ジャニーズ事務所の会見の様子

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落語家の立川志らくさんが2023年10月4日、スレッズを更新し、故ジャニー喜多川氏の性加害に今まで声を上げてこなかったメディアに苦言を呈した。

「生きている時に今のような記者会見が出来ていたら被害者の数を少しは食い止められたんだよ」

立川さんは9月24日、スレッズで「同業者は現役タレントに手を差し伸べてあげなよ」と、芸能関係者はジャニーズ事務所のタレントを批判するのではなく支援すべきだと訴えていた。

立川さんは改めて

「芸能界のタレント達の多くはジャニー喜多川氏の噂は知っていたのだからジャニーズ事務所の人達と同罪。だから叩くよりも現役タレントに救いの手を差し伸べようと私は言った」

と自身の立場を強調し、立川さんも噂を聞いていたならなぜその時声を上げなかったかという疑問に

「いちタレントが言えるか?噂のレベルで芸能界最大の組織に喧嘩を売れるか?抹殺される」

と率直に答えた。

そして「現在正義を翳している芸能記者達に問う」として、

「あなた方も知っていたんだろ。何故声を上げなかったんだ?巨悪に立ち向かっていくのがジャーナリストの使命なのではないのか?喜多川氏は裁判で負けた事実もあったのに。当時殆ど尻込みをしていた連中が喜多川氏が死んでBBCが問題視してテレビ局が取り上げてもう平気になった途端、自分達は正義なんだと狼煙を上げ、いやジャニーズを叩くのは当然、でも何故記者会見であんなに偉そうなの?ジャーナリストとして恥ずかしさはないの?ジャーナリストじゃないのかな。もどきかな。パパラッチみたいなもんなのかなあ」

と糾弾した。

最後には記者たちに対して、

「どうして喜多川氏が生存中に戦わなかったのか答えてほしい。生きている時に今のような記者会見が出来ていたら被害者の数を少しは食い止められたんだよ。おい!」

と強い語調で呼びかけた。