会見の様子(2023年10月2日撮影)

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2023年10月2日に開かれたジャニーズ事務所の会見で、9月30日付けでCCO(チーフコンプライアンスオフィサー)に就任した山田将之弁護士が「ファンも加害者だみたいな声はまったく的外れですので、そういったことはやめていただきたい」と発言し、ジャニーズファンから感謝の声が上がっている。

「人権については尊重していく」

30年以上ジャニーズのファンだというライターが質疑応答で、ジャニーズ事務所のタレントを応援しているファンは「性加害を容認している」「加害者である」などとする報道もあり、それは人権侵害ではないかとしたうえで、今後のファンへの対応について質問した。

東山紀之氏は「僕らの新しい体制というのはファンの方と一緒に作っていきたいと思っている」、井ノ原快彦氏は「どうやったらもっとグローバルに、皆さんが応援してくださっているタレントが世界に羽ばたいていけるかってことを、真剣に考えて、しかもそれを一からずっと支えてきたんだよっていう誇りを皆さんに持っていただけるような、そういう会社にしたいというのは強く思っています」などとそれぞれ回答。

山田弁護士は人権に関する部分についての回答を求められると、

「ファンも加害者だみたいな声はまったく的外れですので、そういったことはやめていただきたいというところはあります。弊社としては、人権については尊重していくということです。当社に直接的、間接的に関わる皆さまを含めて、人権意識を高めて、そういう社会を作っていければと。そういうところでも、当社としても何か寄与できればと思っております」

とコメントした。

山田弁護士が「ファンも加害者だみたいな声はまったく的外れ」と断言したことに対し、ジャニーズファンからは

「山田弁護士、まじで感謝」「山田弁護士、明言していただきありがとうございます」

など感謝の声が寄せられた。