ジャニーズ事務所

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創設者の故ジャニー喜多川氏による所属タレントらへの性加害問題に揺れるジャニーズ事務所の新社名や、設立するとされる新会社の名称をめぐる報道に対し、インターネット上でさまざまな声が集まっている。

2023年10月2日午後に記者会見を開くジャニーズ事務所。社名変更の行方が大きな注目点の1つとなっている。

「Smile upなんて理由がどう高尚であれ...」

会見に先駆け、大手新聞社やスポーツ紙などが、現在のジャニーズ事務所所属タレントのマネジメント業務を移管する新会社とその社名について報道。9月30日には日本経済新聞電子版が、「新会社の社名はファンから公募で決める方向で検討しているもよう」と報じ、スポーツ報知も1日、新会社の名称について「ファンからのアイデアを募る案で進めている」と報じた。

一方で2日朝にはスポニチアネックスが、公募案は「決まるまで時間がかかり過ぎる」といった懸念があがったとして、タレントらが考えた5、6個の候補の中からファン投票などで決めることになったと報道。この報道によると、社名は年内に正式発表されるとみられるという。

同日にはサンケイスポーツが、被害者補償を担っていくジャニーズ事務所の新名称について報道。これまで「Johnny's Smile Up!Project」という社会貢献活動のプロジェクトを行ってきた同事務所だが、そこから取った「Smile Up(スマイルアップ)」という社名が急浮上したという。

新会社の名称を公募するとの報道にSNSでは「他人事すぎる。決められないならファンでなく所属タレントに聞いて決めたほうがいい」「何かイベント化して誤魔化そうと考えているとかしか思えない」「組織ぐるみで隠蔽してきた責任を巧妙にファンに転嫁」といった苦言があがっている。

ジャニーズ事務所の新社名報道についても「観測気球でしょうか?」「笑ってる場合じゃないでしょと突っ込まれそうな名前」という指摘があがったほか、「smile upなんて理由がどう高尚であれこれだけスマップ想起する人が多い時点でダメでしょ」「スマイルアップ? 略したらスマップじゃん!笑」「Smile Upはもう略したらSMAPじゃんね?」とSMAPの名前を想起する声もあった。