正直いらない！？ 新築・引っ越し祝いで「もらって困ったもの」ランキング発表 「インテリア雑貨・時計」を超えた1位とは
新築・引っ越し祝いをもらったものの「正直、これはちょっといらないかな…」と思った経験、あなたにはありますか。AlbaLink（東京都江東区）が運営する不動産情報メディア「訳あり物件買取ナビ」が、「新築・引っ越し祝いでもらって困ったもの」に関する意識調査を実施。その結果を発表しました。
3位は「プレッシャーがかかる」？
調査は2023年8月8〜22日、新築・引っ越し祝いをもらったことがある人を対象に、インターネットリサーチで実施。計392人（男性115人、女性277人）から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、20代0.5％、20代13.0％、30代43.9％、40代27.0％、50代12.5％、60代以上3.1％となっています。
3位は「観葉植物」（36人）。そもそも植物が好きではなく、世話も得意ではないのに、観葉植物をもらってしまって困った経験がある人は少なくないようで、「虫がわいてしまうので困りました（30代女性）」「大きな植物だったので置く場所がないし、特に植物が好きなわけでもないので困りました（40代男性）」「植物の世話が苦手なのに、『枯らすわけにはいかない』というプレッシャーがかかり、本当にいらないと感じた（50代女性）」など、リアルな声が寄せられました。大きな植物や日当たりが生育に影響する植物は、置き場所にも困りやすいもの。贈りたい場合には、事前に聞いておくのがよさそうです。
2位には「インテリア雑貨・時計」（71人）がランクイン。「動物の置物。好みでなく、家のインテリアにも合わないため（30代女性）」「ドライフラワーのオブジェ。好みではなかったが、送り主が来てくれたときにないと気の毒。またほこりがたまって、掃除がしにくい（50代女性）」「時計。秒針がカチカチ鳴り、寝ていると気になるので、結局しまったまま（60代以上男性）」など、「好みに合わなかった」という意見が多数を占める結果に。「贈り主が家に来たとき、飾っていないと気まずい」と考える人もいることがうかがえます。
そして、1位となったのは「食器・カトラリー」（91人）でした。「既に食器は十分に持っていたため、保管場所に困った（20代男性）」「好みの柄ではなかったから。自分で好きなものをそろえたかったので、頂いても使えずに困りました（30代女性）」「食器は好みがあるし、食器棚に入らない食器をもらっても困る（50代男性）」といったコメントが寄せられました。新築・引っ越し祝いとして選ぶ人も多い食器ですが、実は使ってもらえていないかもしれません。
調査結果を受けて、同社は「『食器』『インテリア雑貨』などは好みがあり、もらって困ったという声も多数ありました。基本的には『モノよりお金』が無難だと分かります」とコメントを寄せています。
