フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)では、バレーボール日本代表の西田有志・古賀紗理那夫妻を追った特別編『負けず嫌いなふたり 〜世界で戦う夫婦の物語〜』を、27日に放送する。

ソファーで過ごすバレーボール日本代表の古賀紗理那選手・西田有志選手夫妻=フジテレビ提供

9月16日に開幕する「ワールドカップバレー2023」で、パリ五輪への出場権をかけて戦うバレーボール日本代表チームで、共にチームを支える西田有志選手(23)と古賀紗理那選手(27)。昨年12月に結婚したばかりだが、互いの所属チームの関係で「別居婚」状態が続いている。

夢であるパリ五輪出場をかけた戦いも始まり、夫婦が一緒に過ごせるのはわずかな時間だけ。「1時間だけでも会えるなら…」と、忙しいスケジュールの合間を縫って、夫婦の時間を作ってきた。

日の丸を背負い世界で戦う2人は、夫婦そろって「大の負けず嫌い」。2人で一緒にいる時は、食事の片付けや風呂掃除の担当、ソファから離れた場所に置いてあるテレビのリモコンをどっちが取るかも、勝負にこだわる。互いの気持ちがわかる2人だからこそ「つらいときには、距離は関係なく一番近くに感じる存在」なのだと語る。

華々しい活躍を続ける中で、多くの挫折や苦難を乗り越えてきた2人。妻は、リオ五輪メンバーからの落選や東京五輪初戦でのケガ。夫は、原因不明の病に襲われ不調が続く。一時は、結婚を諦めようとしたこともあったという。

さらに、2人が出会うきっかけを作ってくれた恩人の死…。そんな全てを乗り越え世界で戦う、「日本一負けず嫌いな夫婦」の夢と未来を、斉藤舞子アナウンサーのナレーションで見つめていく。



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