中島健人「ビーストウォーズ」愛をプロデューサーにぶつける!
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 映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(公開中)で主人公・ノアの日本語吹替声優を務めた中島健人(Sexy Zone)が、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラを米ニューヨークで直撃。全て英語で実施されたインタビューの模様が公開された。

 開始早々、幼少期からのファンだったアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」(1997〜1998)愛をボナヴェンチュラにぶつけた中島は、「次回作にはどのマクシマル(ビースト戦士)が登場しますか?」と気になる質問を投げかける。中島からの質問にボナヴェンチュラは「オプティマス・プライマル(マクシマルのリーダー)が登場しないということはないだろうね」と回答し、「ただ、どのマクシマルが加わるかはまだわからない」と補足した。

 「ビーストウォーズ」のキャラクターで中島が特に好きなのは、恐竜に変形するデストロンのリーダー・メガトロンだ。残念ながら『ビースト覚醒』での出番はなかったが、中島は次回作でのメガトロン登場をリクエストすると、ボナヴェンチュラは「メガトロンは人気も高いし、すばらしいヴィラン。登場するといいね」と笑みを浮かべる。

 ボナヴェンチュラといえば、同じくプロデューサーを務めた映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)の撮影で日本を訪れたこともある。中島は『トランスフォーマー』シリーズへの日本人キャスト出演や、舞台が日本になる可能性について質問すると、ボナヴェンチュラは「今後のストーリーも撮影地も未定だ(笑)。ぜひ日本人にも出てほしい。国際色豊かなのがトランスフォーマーの魅力だ。日本の撮影地にふさわしい目を見張るような光景といえば、日本には富士山がある。雄大だから次の撮影地になるかもね」と期待を膨らませた。

 最後に、俳優としても活躍する中島が「世界で活躍するために何が重要か」をボナヴェンチュラに尋ねると、「私私がいいと思う映画には必ず普遍的な価値観がある。だから、俳優が他の文化圏で注目されたいと思うなら、名誉や伝統や愛を表現できる役を選ぶといい。普遍的な感情を表現する役だ。そういった役を見つけて演じれば、世界中の観客が受け入れてくれるだろう」と俳優としての心得を伝授していた。(編集部・倉本拓弥)