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フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。ここでは、家族みんながよろこぶ夏ごはんの工夫と、簡単につくれるひんやりおやつをご紹介します。今年の夏は志麻さんのレシピで決まり!

タサン志麻さんの夏ごはん&ひんやりおやつ。子どもも大よろこび

子どもたちは、“ちょっと特別”なごはんが大好き。贅沢なものじゃなくても家族みんながよろこぶごはんになる工夫を、志麻さんに教えてもらいました。

 

●ホットプレートBBQで、おうちでもアウトドア気分

タサン家のホットプレートBBQは、ニンニクやショウガ、ヨーグルトなどで下味をしっかりつけた鶏肉やラム肉がメイン。串にさすことで、アウトドア気分が盛り上がります。

「いつもの野菜といつものお肉ですが、ただ串に刺すだけで、食べるスピードやテンションがまったく違うんです」

家族みんなでホットプレートを囲み、おしゃべりしながら食べる。それだけで、なんでもない週末が一気に楽しくなります。

 

●10分で完成!ケチャップでつくる簡単タコライス

「保育園から帰ってきたふたりが、ごはんを待ちきれずにお菓子を食べてしまう前に出せるとっておきです」と志麻さんがイチオシするのは、ケチャップでつくったタコミートのタコライス。

ひき肉を炒める間に野菜をざくざく切って、大皿に盛れば完成。「お腹すいた!」と言われてから、10分でできるクイックメニューです。

大皿から好きな分だけご飯にのせるのも、タサン家流。その作業も楽しいから、子どもたちはびっくりするほど食べてくれるんです。

簡単につくれて失敗なし!志麻さんのひんやりおやつ

夏にうれしいつるんと冷たいおやつも、志麻さんのレシピならとにかく簡単で失敗なし。ゼラチン、生クリーム、ヨーグルトさえあれば、あとは家にある材料でなんとかなります。紅茶のムースやブランマンジェ、プチポーキャラメルといったおしゃれなおやつも、簡単にできちゃいます。

●少ない材料で完成!カラフルジャムのフローズンヨーグルト

とくに手軽なのは、見た目も涼しく、宝石みたいな華やかさのフローズンヨーグルト。その名の通り、ヨーグルトを凍らせただけのとても簡単なお菓子です。

材料はプレーンヨーグルトと砂糖、お好みのジャムだけ。火も包丁も使わないから、小さな子どもと一緒に楽しくつくれます。このおやつの醍醐味が、“竹串くるくる”。

「きれいにマーブル状にしたいのですが、子どもたちは勢いよく混ぜすぎて、気づけば、ただの赤やオレンジに。一生懸命混ぜる横顔を見ている時間が好きです」

『a table SHIMA vol.02 夏号』(扶桑社刊)では、家族がよろこぶ夏ごはんやひんやりおやつの詳しいレシピに加えて、ナス&キュウリレシピ、コストコ活用術など、たっぷりと紹介。現在、最新号『à table SHIMA vol.4 春号 2023』も発売中。