21日の米株式市場では、NYダウが前日比22.34ドル高の3万3808.96ドルと4日ぶりに小幅に反発した。
 
 この日発表した決算が好感されプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が大幅高となったほか、米4月総合購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことなどが好感された。ただ、来週はマイクロソフト<MSFT>やメタ・プラットフォームズ<META>、アマゾン<AMZN>といった大手IT企業の決算発表が予定されていることから、様子見姿勢も強かった。テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>が高く、ネットフリックス<NFLX>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>が値を上げた。エクソン・モービル<XOM>やウォルマート<WMT>、ホーム・デポ<HD>が買われた。半面、アップル<AAPL>が安く、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>が値を下げた。ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>や台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>、ディア<DE>、フリーポート・マクモラン<FCX>が売られた。

 ナスダック総合株価指数は、12.898ポイント高の1万2072.456と反発した。

出所:MINKABU PRESS