470_ママ友_マメ美 (2)

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生活をしている環境が違うせいで、「話が合わないな」と感じてしまったこと……ありますか? その相手がママ友のような微妙な関係な人だと、モヤモヤを抱えてしまうかもしれませんよね。今回の投稿者さんも嫌な気持ちを感じる瞬間があるようですよ。

『親に育児を手伝ってもらえる環境の人と話が合いません。相手もひょっとしたらそう思っているのかも。もちろん老後の介護など大変な部分はあるだろうけど、子育て中は手伝ってもらえるからいいなと思ってしまいます。自分が優遇されてるのに気づかない人は意外と多いのかな? 役員会やPTAに子どもを連れて行ったとき、「あれ? 預けてこないの?」と言われると少しモヤッとしてしまいます』


投稿者さんは親に頼ることなく生活を送っているのだそう。そのせいか、親にたくさん助けてもらいながら生活しているママ友とは、あまり話が合わないと感じています。家事や育児で慌ただしい毎日の中で、「もし少しでも親に手伝ってもらえたら……」と考えてしまうタイミングもあるのかもしれませんね。モヤモヤを抱えている投稿者さんに、ママたちはどのような言葉を掛けたのでしょうか?

環境の違いにモヤモヤするときって、あるよね

『わかる! ふとした時に「環境が違うから合わないな」とは思う。実家に預かってもらう前提で話を進められたりね。頼れない家庭もあるのにね……』


『親に頼らないって、不在や距離や関係性とか……いろんな理由があるよね。自分の時間を割いて子どもを優先したいママもいるだろうし。「なんで頼らないの?」って自分の感覚だけで発言してしまう人は想像力がないなと思ってしまう』


親に頼りながら育児をしているママたちに、モヤモヤしている投稿者さん。ママたちからはその気持ちに寄り添うようなコメントが寄せられました。家庭によってそれぞれの環境が違うのは当然のことでしょう。しかしその違いを理解せずに「親に頼るのが当たり前」というスタンスで話を進められてしまうと、どうしても抵抗感が出てしまうものではないでしょうか。親に育児を手伝ってもらうことが悪いというわけではなく、それを当然の前提としてしまうことが受け入れられないのでしょうね。「相手を思いやる気持ちに欠けている」と判断されても無理はないのかもしれません……。

環境の違いがトラブルの元になりかねないことも



『実家で親と同居している人が、学校の役員業務軽減に大反対してたときは腹が立った。「先生と子どもたちのためにがんばろう、みんなでやろうよ!」と言ってたけど、親が子どもの面倒を見てくれて、なんなら夕飯も作っててくれる人には言われたくなかった』


家庭環境の違いのせいで、トラブルが起こりそうだったとのエピソードも……。親からたくさん手伝ってもらっている人が「役員の業務を軽減するのは反対!」「自分たちで頑張ろう!」と言い出したら、そうでない人がムッとするのは当然でしょう。環境の違いはこのようなところにも影響を及ぼすのですね……。

何気なく言われたひとことに傷ついた……

『預け先もないし誰にも頼れないから体調管理にはかなり気をつけてたら、「神経質にしてるとかえって病気になるよ?」と言われたときは悲しかったわ』


『「預けてきたら?」とか「旦那さんも見てくれないの?」とか言われるとちょっとね。その人にとっては預けられる環境にあって、預けることが日常なんだろうけどさ』


環境が違う相手からのひとことに困惑してしまったママたちもいました。「なんで子どもを預けてこないの?」と当然のように言われたら、心の中のモヤモヤが大きくなってしまうのも当然ではないでしょうか。もちろん相手からしてみれば嫌味ではなく、純粋なアドバイスや疑問なのでしょう。しかし時には何気ない発言が相手を傷つけてしまうこともあるのでしょうね。

褒め言葉だとしても、モヤモヤ



『「うちはまだまだ子ども1人で留守番させれないわ」って言われると「そうしなくてもいい環境だからでしょ」と思ってしまう。その言葉の意図は「しっかりした子だね」なのかもしれないけど、どうしても「小さい子1人置いて行くなんておかしいんじゃない?」と言われてる気がする。自分が罪悪感や不安があるからなんだけどね……』


こちらのケースでは、おそらく相手のママは「1人で留守番できるなんてしっかりしたお子さんね」と褒めたつもりなのでしょう。しかし受け取り手のコンディションによっては、責められているように感じてしまうことも……。自分の心の中にも原因があると気づいてしまうからこそ余計にモヤモヤしてしまうのかもしれません。

「親に育児を手伝ってもらっているママ友とは話が合わない」と感じている投稿者さん。ママたちのコメントを見てみると、同じようなことで悩んでいる方は少なくないのでしょう。家庭環境の違いは時にはトラブルの元になることも。ママ友という関係性ならば互いの家庭の内情には、あまり触れないほうがいいのかもしれませんね、

後編へ続く。

文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美