静岡市清水区にある温泉施設、「やませみの湯」の配管からレジオネラ菌が見つかったと、静岡市は2月28日に発表しました。利用客が体調を崩したといった健康被害は、今のところ出ていないということですが、施設では安全が確認できるまで休業するということです。

静岡市によりますと、2月22日に行った1年ごとの定期検査で、温泉を加熱する機械の配管から基準値の3.5倍にあたるレジオネラ菌が検出されました。菌が見つかった場所は浴槽とは離れていて、入浴客が接触することはないということです。

やませみの湯では、浴室は毎日、掃除をし、配管や浴槽の消毒は毎週行っていて、浴槽からはレジオネラ菌が検出されていません。

入浴客から体調を崩したといった健康被害の報告は受けていないものの、やませみの湯では、安全が確認できるまでは休業するということです。