去就が注目されているギアクマキス【写真:Getty Images】

写真拡大

最終的にセルティック側とアトランタが合意に至らず

 スコットランド1部のセルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスは現在、J1浦和レッズと米MLSのアトランタの間で移籍の噂が横行している。

 アトランタとの個人間合意も伝えられたなか、ギリシャメディア「SDNA」が新たな情報を更新し、「メディカルを通過して浦和へ」と、再び日本行きが加速したと報じた。

 欧州や米MLSを含む複数クラブとの競合になっていたギアクマキスは、当初セルティック側が浦和と400万ユーロ(約5億6000万円)でクラブ間の合意を得たとされたが、現地時間1月25日に一転。ギアクマキス本人がアトランタとの契約を望んでいるとされ、クラブと条件に合意したされていた。

 ギリシャメディア「SDNA」ではその後の移籍状況を更新し、「アトランタへの移籍をセルティック側が拒否」として、浦和行きの可能性が高まったと報じている。「アトランタは当初、元エールディビジ得点王をレンタルし、その後完全移籍オプションを有効にすることを望んでいたため最終的に合意に達することはなかった」と、クラブ間で意見の合意が得られなかったことが理由だとしている。

 同メディアによれば、ギアクマキスはすでに「オランダでメディカルチェックを受け、移籍契約を完了させるためにグラスゴーへ戻っている」という。さまざまな憶測も飛んだ今回の移籍話は、ようやくここで結論を迎えるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)