レスター戦で決めた三笘のゴラッソのゴール期待値が明らかになった。(C)Getty Images

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 三笘薫が決めたゴラッソが、相当難易度が高かったことが数字でも明らかになった。

 1月21日に開催されたプレミアリーグ第21節のレスター戦(2−2)で、ブライトンの三笘は27分、左サイドでボールを受けると、中に持ち込んでペナルティエリアの外から右足を一閃。カーブがかかったミドルシュートでネットを揺らしてみせた。

 英サイト『FANTASY FOOTBALL SCOUT』 は、「ミトマの素晴らしい一撃は、この試合で(三笘の)唯一のシュートであり、ゴール期待値(XG)はわずか0.02 だった」と伝えている。
 
『Expected Goals』(ゴール期待値)の略である『xG』は、「あるシュートチャンスがゴールに結びつく確率=チャンスの質」のことで、ポジション、アシストの質、その周辺のアクションなどから弾き出される。数値は0〜1の範囲内で、ゴールの難易度が高いほど数値が低くなる。

「0.02」は平均レベルの選手がシュートを100本打って、2本しか決められない難易度ということになる。ネットを揺らす可能性がわずか「2%」しかないシュートを涼しい顔で決めてしまった三笘。改めて、その技術の高さに驚かされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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