「完璧なプロ」冨安健洋の“ゴミ拾い”にイタリアからも賛辞!「ロッカールームの全員から尊敬される人物だ」
![イタリアからも賞賛の声が寄せられた冨安。(C)Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/9/19b13_1429_c953b7b9_0839c1c7-m.jpg)
1月15日に行われたプレミアリーグ第20節、トッテナム対アーセナルのノースロンドン・ダービーで、終盤の86分から途中出場した冨安は、試合中や試合後の行為で称賛された。
前半、タッチライン際でウォームアップをしていた冨安は、スローインの際に味方に近寄っていったトッテナムのリシャルリソンを制止。リシャルリソンがその手をはたいて緊張が走ったが、アーセナルのサポーターから「外からもチームを守っている」と賛辞を寄せられていた。
【動画】「スーパーだ、トミヤス」「外からもチームを守っている」ピッチ外でブラジル代表FWとやり合う冨安
1月17日は、かつてプレーしたイタリアのメディア「Fanpage」も「トミヤスはロンドンのアイドル」と題した記事で日本代表DFの行動や称賛の声を報じた。
同メディアは「信頼できる選手であり、だが完璧なプロフェッショナルでもある。ロッカールームの全員から尊敬される人物だ。そして、ロンドンの人たちに愛されている」と、冨安をたたえている。
「トッテナムとの先日のダービーでトミヤスがやったような貢献をどうして称賛できないだろう」
さらに、Fanpageは、リシャルリソンとの一件でアーセナルのファンから冨安が称賛されたことを伝えつつ、「試合後にピッチを去ったときのことで、今度はガナーズファンだけではない人たちからも再び拍手を寄せられた」と続けた。
「日本の文化であろうが、単純なマナーの良さであろうが、共通の財産であるべきSBの行為は、あらゆる人からの賛辞を集めた」
ノースロンドン・ダービーはリシャルリソンとアーロン・ラムズデイルのいさかいや、トッテナム・サポーターが後者を蹴ったことも話題となった。そんな一戦での冨安の行動に対する称賛は誇らしい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部