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 今冬の移籍市場におけるバイエルン・ミュンヘン最大の課題である、マヌエル・ノイアーの長期離脱の穴埋めについて、少なくともアレクサンダー・ニューベルについては候補から外れることが明らかとなった。これは同選手の代理人がスカイに対して語ったものであり、「確かに。シーズン後半戦でも引き続きモナコでプレーしていくことになります」とコメント。またバイエルンからレンタルにてASモナコに加入中のニューベルは、先日にバイエルンへの早期復帰について「あまり意味がないように思う」と述べていた。

 そもそもチャンピオンズリーグ出場権を争うフランス4位のクラブもまた先発GKのシーズン途中の放出に否定的な姿勢を貫いており、もう1人の候補であるグラードバッハのヤン・ゾマーについても同様に、代役の選手が見つからない限りは移籍に応じる可能性は低く、場合によってはバイエルンはむしろ、スウェン・ウルライヒのバックアップを獲得することになる可能性もあるだろう。

CL16強相手のパリSGが年明けからつまづき

 そのバイエルンとCL16強で激突するパリ・サンジェルマンが、年明けから不振に陥っている。それまで今季無敗を誇ったフランス王者だが、ランス戦での1−3での敗戦につづいて、レンヌ戦で0−1と敗戦。最下位アンジェ戦でこそ勝利をおさめ首位は堅持するも、そのポゼッションサッカーには協調性、ダイナミズム、創造性などものたりなさがみてとれ、ガルティエ監督も「言い訳はいくらでもできる。だがW杯はもうおわった。8週間バラバラだったとしてもまとまりとリズムを見出さなくては」と苦言を呈し「自分たちのプレーに戻さないと」とスター軍団へ奮起を促した。