モンタナ・ラブ【写真:Getty Images】

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相手選手がリング外に転落

 海外ボクシングで相手選手をリング外に転落させる珍事が起きた。12日(日本時間13日)に米クリーブランドで行われたスーパーライト級12回戦。モンタナ・ラブ(米国)がスティービー・スパーク(オーストラリア)を投げ飛ばしたとされ、敗戦を喫した。米メディアが動画を公開すると、「審判は正しい」「最悪の判定だ」と米ファンの物議を呼んでいる。

 6回、大歓声の中で打ち合う両者。ラブはクリンチで相手の腹にしがみつき、そのままロープまで押していった。バランスを崩した相手に体を預け、ロープの上をくるり。リング外まで投げ飛ばす格好となった。

 互いにレフェリーに抗議する仕草を見せたが、ラブはここで失格に。場内からはブーイングが注がれた。米スポーツチャンネル「DAZN」の公式インスタグラムは「何が起きたんだ」と動画を公開。米ファンからは「良い判定。その通り」「審判は正しい判定を下した」「モンタナは突き飛ばしたな」「モンタナは感情のコントロールを失っていた」と失格に賛同する意見があった一方、「最悪の判定だ」と反対する声もあった。

 他には「プロレスやってんの?」と困惑した人も。米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、投げられたスパークは「俺もみんなと同じように衝撃を受けている」「ボクシングは時にこういうことが起きる」と話しているという。

(THE ANSWER編集部)