京都橘高校吹奏楽部の部員たち=日本台湾交流協会提供

写真拡大

(台北中央社)台北市の国家音楽ホール(国家音楽庁)で来月7日夜、「日台友情 音楽の夜」と題された音楽会が催される。台湾フィルハーモニック(国家交響楽団、NSO)が主催し、同10日に予定されている中華民国の建国記念日「双十国慶節」の祝賀式典で演奏するため訪台する京都橘高校吹奏楽部も出演する。

共催する日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によれば、音楽会は台湾の作曲家、温隆信氏の協力を得て開催される。

前半は京都橘高校吹奏楽部による演奏で、後半は温氏作曲の交響曲などが演奏される。後半プログラムの最初の曲はレクイエムで、温氏の父と安倍晋三元首相を追悼する思いが込められているという。

京都橘高校吹奏楽部は来月5日から10日までの日程で台湾を訪問する。国慶式典で海外のグループが100人規模で訪台し、パフォーマンスを披露するのは初めてとなる。

(編集:楊千慧)