「レフェリーはプレーオンだと」開幕からの連勝ストップのアーセナル、ウーデゴールはVARでの先制取り消しに言及「一貫性を求めるだけ」

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アーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが試合を振り返り、VARへの疑問を投げかけた。

4日、アーセナルはプレミアリーグ第6節でマンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦。“ビッグ6”による大一番となった。

開幕5連勝で首位に立ち、波に乗っている一方で、ケガ人が一気に増加したアーセナル。ウーデゴールもミッドウィークのアストン・ビラ戦で負傷交代しており、出場が危ぶまれたが、先発メンバーに名を連ねた。

エリク・テン・ハグ監督の下、スタートはつまづいたユナイテッドだが、思い切った選手の入れ替えもあり3連勝と勢い乗るユナイテッドとの一戦。立ち上がりから互いに守備の意識が高く、強度も高い中、譲らない展開となる。

試合はアーセナルが時間の経過とともに押し込んでいく中、35分にこの試合がデビュー戦となったアントニーがカウンターからゴール。ユナイテッドが先制して前半を終えるが、60分にはブカヨ・サカがネットを揺らして同点に。しかし、66分、75分とユナイテッドはカウンターからマーカス・ラッシュフォードがゴール。3-1でユナイテッドが勝利していた。

多くの決定機を迎えながら、強固な守備とGKダビド・デ・ヘアの好セーブやられたアーセナル。ウーデゴールは試合後のフラッシュインタビューで落胆の色を隠さなかった。

「誰もがとても落胆している。僕たちは常に勝つためにプレーしている。ここにきて結果を出したかった」

「試合から僕たちが何かを得なければいけないとみんなが思っている。何かを得るためにあったし、みんなガッカリしている。雰囲気は少し落ち込んでいるけど、それが現実だ」

「1点目も、2点目も、僕たちは試合で勢いに乗れたのに、簡単に2点を取られてしまった。悔しいし、腹立たしいけど、この試合から何かを得るべきだった」

これで開幕からの連勝がストップしたアーセナル。ただ、それでも首位に立っている。ウーデゴールは切り替えて、次の試合からまた勝っていくと意気込んだ。

「もちろん、次の試合に目を向けなければいけない。僕たちはまだリーグのトップに立っている。次の試合を見据えて、その試合に勝つこと。それだけだ」

「試合では良い場面もたくさんあったし、それを生かして、悪いところから学んでいかなければいけない。次の試合を見据えてね」

そんな中、この試合でのある場面に言及。それは12分に自身のプレスバックでクリスティアン・エリクセンからボールを奪うとカウンターを発動。サカのスルーパスにガブリエウ・マルティネッリが抜け出してネットを揺らしたものの、VARの介入があり、オンフィールド・レビューの結果取り消されていたシーンだ。

ウーデゴールは主審もファウルじゃなかったと思っていたと主張。VARによって悪く見えることもあると苦言を呈した。

「僕の見解では、決してファウルではなかった。ソフトなチャレンジだったし、VARが介入するのは、明確かつ明白な場面じゃなければいけない」

「とても、とてもソフトなものだった。映像では見栄えを悪くすることができる。決してファウルではないし、レフェリーはプレーオンだと言った」

「主審は、とてもソフトな接触だったと言った。一貫性を求めるだけだよ。今日はまた、ゴールを認めてもらえなかった。残念ながら今は何もできない」

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