【料理の科学】ハンバーグをふわふわジューシーに作る裏ワザ!あの調味料を入れるだけで劇的変化が!

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わが家でもハンバーグはよく作るのですが、いつも憧れるのは「ふわふわ」で「肉汁ドバ~ッ」に仕上げること。すっかり諦めていたのですが、ついに見つけちゃいました、裏ワザを。キユーピーの公式サイトにあった”マヨネーズを加える”という裏ワザです。実は科学に裏打ちされた、思わず「へ~」な理由があるんですよ。長年の望みを叶えるべく、さっそく作ってみますね!

格安肉で高級店の味!「ジューシーハンバーグ」になる大福作戦とは?【調理の裏ワザ】


ひき肉にマヨネーズを入れるだけで、ふんわりジューシー!



【材料】(2人分)
A
合いびき肉…150g
塩…少々
こしょう…少々
ナツメグ…少々
キユーピー マヨネーズ…大さじ1/2

玉ねぎ…1/4個
卵…1/2個
牛乳…大さじ1
パン粉…大さじ3
サラダ油…適量

B
トマトケチャップ…大さじ3
ウスターソース…大さじ1

それぞれの家庭にレシピがあると思うので、基本はいつものハンバーグのレシピにマヨネーズを加えるだけでOKです。とても簡単に試せるのがうれしいですね。

玉ねぎはみじん切りにし、油をひいて熱したフライパンで炒め、冷ましておきましょう。
パン粉は牛乳にひたし、卵は溶いておきます。

マヨネーズ効果でタンパク質の結合がソフトに

1.ボウルにA、炒めて冷ましておいた玉ねぎ、牛乳に浸したパン粉、溶き卵を入れる。粘りが出るまでよく混ぜる。



2.空気を抜きながらタネを小判形にととのえ、中央にくぼみを作る。

ちなみに、わが家では子どもが食べやすいよう、全て小さめに成形します。
それぞれの家庭の大きさで成形してください。



3.フライパンに油を引き、強火で表面に焼き色をつける。きれいな焼き色がついたら、ハンバーグをひっくり返す。



4.ハンバーグをひっくり返したら火加減を弱火にし、フタをする。



5.フタをして約6分蒸し焼きにし、中まで火が通ったら器に盛りつける。



6.フライパンに残った肉汁にBを入れてひと煮立ちさせ、ソースを作る。



7.ソースをハンバーグにかけたら、出来上がり!



ハンバーグが固く仕上がる原因…その1つに、「火を通すにつれタンパク質が固く結合する」というのがあるそうです。

そこでマヨネーズなんです。ひき肉量の5%量を肉ダネに混ぜておけば、乳化された植物性油が加熱によるタンパク質の結合をソフトにしてくれるようなんです。これでふんわりジューシーに仕上がるとか。料理も科学なんですね~。深いです。

実際に食べてみると…違う! 違います、ふわふわ感が! 箸を入れた瞬間にわかりました。

ふっくらして肉汁ブワ~ッがホントに起こりましたよ。何も知らない家族が「あれ、今日のは何か違うよね?」と聞いてくるほどの仕上がりにビックリ!

マヨネーズを加えただけでこんなに劇的に変わるとは…!

知っておいて損なし!またやりたい裏ワザ

ハンバーグをふっくらジューシーにする方法で作ってみました。

そして…。実はこの方法で作ると、もう1つうれしいおまけがあります。

それは、焼きたてはもちろん、冷めてもふわふわのままだということ!
お弁当に入れたところ、「ふわふわとやわらかくて、おいしかったよ」と言われました。
作ってから時間が経ってもふわふわが保たれたままだなんて、マヨネーズってすごい!

ぜひお弁当のおかずにも、入れてみてくださいね。