讃岐うどん専門店「丸亀製麺」から、4月26日より50日間限定で「トマたまカレーうどん」、「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」、「追いチー」が販売されます。昨年9月に期間限定で発売された「トマたまカレーうどん」は、約1カ月で100万食を突破したと言う大ヒット商品。そんな待望の復活を果たす「トマたまカレーうどん」と、新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」、「追いチー」を紹介していきます。

丸亀製麺、「トマたまカレーうどん」「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」を実食

売り切れ続出となった大ヒット商品の復活

リバイバルとなった「トマたまカレーうどん」は、昨年9月に株式会社TOKIOの松岡昌宏さんと共同開発したメニュー。

松岡さんの“こうしたご時世で大変な思いをされている方々を少しでも笑顔にしたい”という思いで作られたオリジナリティ溢れる渾身の一杯となっています。

期間限定で販売し、約1カ月で100万食を突破した大ヒット商品に加え、新作で「トマたまカレーうどん」と相性抜群のチーズをトッピングした「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」、そんなこだわりのチーズをトッピングにした「追いチー」が50日限定で販売されると言うことで、一足早くその味を堪能してきました。

「トマたまカレーうどん」

通常の「カレーうどん」に使われるカレーだしをベースに、店舗でカットしたフレッシュなトマト、おろししょうが、ニンニク、ごま油、カイエンペッパーが入り、仕上げに溶き卵を加えた昨年の大ヒット商品。

「トマたまカレーうどん」(並・690円)

運ばれてきた瞬間からスパイシーな香りが漂い、食欲を掻き立てられます。主役よりも先に気になってしまったのは、ちょこんと乗ったごはんの存在。

その名も「ひと口ごはん」

イートインのみについてくると言う「ひと口ごはん」は〆のごはんなのです。

余っただしをごはんにかけてカレーライスのように、丼に入れてリゾット風にして、最後の1滴まで堪能できます。ちょうど良いサイズのごはんがデフォルトでついてくるのはなんだかトクをした気分。

〆の「ひと口ごはん」も楽しめるとわかったところで、改めて「トマたまカレーうどん」を見てみると、キラキラとした赤みの強いだしに溶き卵とトマトが顔を出しています。

見ているだけでスタミナがつきそう…

とろみの強いだしとよく絡んだうどんをいざ実食。



ひと口食べると、濃厚なトマトにニンニクとごま油が利いたコク深い味わいが口いっぱいに広がります。モチモチとした歯応えのあるうどんとの相性も抜群で、噛んでいるうちにまろやかな味から次第に熱いような辛さに変わり、しょうがとカイエンペッパーが利いているからなのか、体がぽかぽかとしてきました。

思っていたよりも辛みが強く、激辛好きの筆者にとっては刺激がたまらない逸品。ふわふわの溶き卵と一緒に食べると優しい味に、トマトと食べるとより酸味が利きフレッシュな味わいを楽しめます。後味はすっきりとしていて、口の中で起こる味の変化がクセになり、大ヒットに至った理由がわかったような気がしました。

気になっていた「ひと口ごはん」にだしをかけて、カレーライス風で食べてみると、うどんとは違う、さっぱりとしたトマトカレーに。



うどんでお腹いっぱいになりますが、サラッと食べられる量とトマトのすっきりとした酸味により重たさを感じませんでした。食べ終わるとパワーはみなぎりますが、気になるのはお口の環境。しばらくニンニクの香りが残るので、次の予定を考えてから食べると安心できます。

「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」

「トマたまカレーうどん」に、“香り”“コク”“伸び”にこだわって厳選された、ゴーダ、レッドチェダー、モッツァレラ、パルメザンの4種の独自ブレンドをしたチーズが約30gも乗った、うどんとの一体感を楽しめる新作です。

「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」(並・790円)

数分置いていたらチーズがトロトロに溶けてしまったのですが、出来立ては色鮮やかなチーズがこんもりと乗っています。



軽く混ぜてから食べてみると、だしだけでなくチーズもしっかりと麺に絡みます。



「トマたまカレーうどん」の辛みがいっきに穏やかになり、芳醇なチーズの味わいが広がります。チーズが加わったことにより、イタリアンのような雰囲気になりました。

チーズの香りとコクが濃厚なので、チーズ好きはもちろん、辛いものが苦手な人でも満足できそう。「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」をある程度食べてから、新作のトッピング「追いチー」を試してみました。

どのうどんとも注文可能な「追いチー」(150円)

「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」に乗った量と同じ約30gのチーズをトッピングすることができます。



いざ、食べようとするとチーズがとろ〜りと伸びていきます。どこまでも伸びるチーズと戦いながら食べてみると、チーズの存在感がガツンと口に入れた瞬間にきます。まるでピザの具の部分を食べているような、罪深い味もまたやみつきになってしまいそう。この「追いチー」をした濃厚なだしと「ひと口ごはん」を合わせてリゾット風にしてみました。



爽やかなトマトの酸味と濃厚なチーズが混ざり合い、芳醇な味わい。

クリーミーな口当たりで、贅沢な〆の時間を堪能できました。

「トマたまカレーうどん」にオススメのトッピングは?

バリエーション豊富なトッピングも「丸亀製麺」の魅力のひとつ。

中でもオススメのトッピングを担当者に聞いてみました。

○・無料トッピング



選ばれたのは「天かす」「おろししょうが」「青ねぎ」「丸亀製麺特製 香七味」「だしソース」の5種類。その中でも「天かす」はサクサクの食感が加わり、「おろししょうが」はよりすっきりとした爽やかな辛みをプラスできるので、思わずたっぷりとトッピングしてしまいました。

○・天ぷら・トッピング



有料のトッピングと天ぷらからは、まるでエビチリのような味わいが楽しめる「えび天」、松岡さんオススメの「かしわ天」、よりマイルドに仕上げてくれる「温泉玉子」の3つ。サクサクな衣にだしを吸い込み、絶妙な食感と味わいを堪能できます。

店舗限定で遊び心のある特製紙エプロンを配布

特製紙エプロン

カレーうどんを食べるときに気になるのは服への汁はね。「丸亀製麺」では紙エプロンを提供していますが、販売期間に合わせて一部店舗で4種類の特製紙エプロンを用意しています」。

遊び心のあるデザインにクスッと笑ってしまいますが、紙エプロンがあれば思いっきり「トマたまカレーうどん」を楽しめそう。

販売期間が4月26日〜6月14日までのわずか50日しかない本キャンペーンは、なくなり次第終了してしまうと言うレアな一杯となりそうです。暖かくなってきたこの時期に、ホットなうどんで汗を流してみるのも気持ち良いかもしれません。

吉川夏澄 よしかわかすみ アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。 instagram : kassunne67 この著者の記事一覧はこちら