ロンブー田村亮「吉本戻れない」宣言に称賛…浮き彫りとなった“炎上続き”宮迫博之との明暗

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「僕だけのうのうと戻っていくことなんてできないです」

2月3日、映画『ブルー・バイユー』の公開記念イベントでこう語ったのはロンドンブーツ1号2号(以下、ロンブー)の田村亮(50)。各メディアによると報道陣から吉本興業に復帰する意向を問われ、「戻れないでしょう」と即座に否定。かつての“闇営業騒動”に触れて「色んな人の人生が変わってしまった」と振り返り、冒頭のように述べたという。

現在は相方・田村淳(48)が’19年12月に設立した株式会社LONDONBOOTSに所属し、吉本興業と専属エージェント契約を結んでいる亮。淳は会社設立当初、「吉本興業から独立する為ではなく、田村亮と吉本興業を繋ぐ為の会社」とし、“救いの手”を差し伸べたのだった。

「淳さんは1日に出席した『Rethinkアワード2022』の表彰式で、報道陣から亮さんとの活動について問われ『そろそろ吉本に戻ってほしい』と語っていました。淳さんによると、亮さんと吉本との関係性は修復されたといいます。この淳さんの発言を受けて、亮さんは3日のイベントで今の心境を説明したのです。亮さんは同じく“闇営業”を原因として吉本を離れた宮迫博之(51)さんや元カラテカの入江慎也(44)さんを気にかけている様子でした」(スポーツ紙記者)

周囲への配慮を欠かさない亮のコメントに、ネット上では《亮の気遣いは良いと思う》《謙虚な方ですね》《応援できます》と賛辞が上がっている。

■焼肉店、ラーメン企画も炎上続きの宮迫

反社会勢力との闇営業問題を受け、’19年7月に揃って記者会見を開いた亮と宮迫。騒動が発覚した当初は「金銭は受け取っていない」と主張していた2人だが、一転して金銭授受があったことを告白し批判が相次いだ。

それから2年半が経ち両者とも復帰を果たしたが、YouTuberとして活動する宮迫は炎上続きとなっている。

「3月にオープン予定の焼肉店『牛宮城』をめぐって、共同出資者だったYouTuberのヒカルさん(30)は早い段階で撤退。さらに宮迫さんは、開店準備にあたって資金難をアピールしてきました。内装費が数千万円足りず、『コレクションの高級時計を売却する』と宣言したことも。ですが実際にはノーブルプロモーション代表の若林和人氏が関与しており、宮迫さんの単独経営ではないことが発覚。宮迫さんは時計を売らなくても事業を進められることが明らかになりました。このことは、“資金難は嘘だったのか”と物議を醸しました」(ITジャーナリスト)

その後、YouTubeでの動画配信をしばらく休止すると宣言した宮迫だが、わずか1週間あまりでラーメンYouTuberのSUSURU(29)とのコラボ動画を配信。突如として有名ラーメン店同士がタッグを組み、対決する企画を告知したのだ。

「焼肉店が中途半端な状態でのラーメン企画に、視聴者からは戸惑いの声が相次ぎました。宮迫さんはこのタイミングになってしまったことを、インスタライブで『諸事情ある』『以前から撮影していた』と釈明。ですがヒカルさんからも、『悪く映ってるよな』『ブランディングがもったいない』と指摘されてしまいました」(前出・ITジャーナリスト)

■元相方・蛍原の信頼を失ったYouTuberデビュー

数々の行動が裏目に出ている宮迫だが、YouTube開始当初からその予兆はあった。宮迫がYouTuberデビューしたのは、’20年1月29日。なんとその日は、ロンブー主催の記者会見で亮の復帰を発表する前日だったのだ。さらに宮迫はロンブーの会見当日も、ヒカルとのコラボ動画をアップしていた。

「元相方の蛍原徹さん(54)は雨上がり決死隊の解散報告を行った『アメトーーク』で、宮迫さんが亮さんよりも先に“復帰”したことを『今も全く納得いかない』と漏らしていました。蛍原さんとしては、地道に舞台やライブ活動で復帰できればと考えていたようです。

このことについて、宮迫さんは『コラボ相手との都合もあった』と弁解。一方で解散報告の翌日には動画を更新し、『自分のことばかり考えていた』と反省の弁を述べていました。今回のラーメン企画もそうですが、“先に物事を始めて後で弁解”のパターンが繰り返されています」(芸能関係者)

また吉本興業との関係性が“修復”されたという亮とは対照的に、宮迫は悪化していた。吉本興業の大崎洋会長は昨年2月、「FRIDAY」の直撃に「もう戻らんでええと思うで」「いちいちYouTubeでネタにすんなって話や」と宮迫を突き放していた。

「亮さんもYouTubeチャンネルを開設していますが、宮迫さんのように“吉本をネタにする”といったことはありません。『蛍原さんの隣に戻りたい』と何度もアピールしていた宮迫さんですが、結果的に相方や周囲の信頼を失い解散に至ってしまいました。亮さんのようにもっと相方と相談し合い、慎重に行動を取るべきだったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

闇営業問題によって吉本を離れた亮と宮迫。この2年半にわたる行動で、明暗が分かれてしまったようだ。