(C)Yushi Machida

写真拡大

 30日、東京競馬場で行われたG3・根岸ステークスは、6番人気のテイエムサウスダンが差し切りV。この距離では7勝を飾っている得意距離であり、距離巧者が力を発揮した。

根岸ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 テイエムサウスダン
岩田康誠騎手
「(JRA重賞初制覇は)悲願ではないです、これからの馬なので。この馬のパワフルな走りを見せれたかなと思います。去年から、先生であり厩務員さんであり、僕も調教に参加させてもらって、こういう走りが出来るっていうことを証明出来たなというのが一番の嬉しい限りですね。(JRA通算1700勝について)ありがとうございます。自分一人の数字じゃないので、関係者であり馬がいるからこそ、この数字に辿り着いたと思います。1日でも長くジョッキー生活を続けられるように日々努力し、光のあるところに行きたいなと思います。(フェブラリーSに向けて)まだ決まってないですが、もし出たとしたらもう1段階必要ですね。1600mが長くないんだということを証明出来たらいいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、東京競馬場で行われた11R・根岸ステークス(G3・4歳上オープン・ダ1400m)で6番人気、岩田康誠騎乗、テイエムサウスダン(牡5・栗東・飯田雄三)が快勝した。1馬身差の2着にヘリオス(せん6・栗東・寺島良)、3着に2番人気のタガノビューティー(牡5・栗東・西園正都)が入った。勝ちタイムは1:23.1(良)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、ソリストサンダー(牡7・栗東・高柳大輔)は9着、3番人気で横山和生騎乗、オメガレインボー(牡6・栗東・安田翔伍)は5着敗退。

【シルクロードS】池添謙「パシュファイヤーの効果もあった」メイケイエールが重賞4勝目

岩田康騎手はJRA1700勝を達成

 6番人気に支持された岩田康誠騎乗、テイエムサウスダンが抜け出して快勝した。レースでは中団で馬群の中で折り合いをつけると、直線外に持ち出してスパートを開始。2着に入ったヘリオスとの追い比べとなるも、ねじ伏せるように外から交わしていき、見事に差し切った。鞍上の岩田康誠騎手はJRA通算1700勝を達成。

テイエムサウスダン 18戦9勝
(牡5・栗東・飯田雄三)
父:サウスヴィグラス
母:ムービングアウト
母父:Langfuhr
馬主:竹園正繼
生産者:グランド牧場

【全着順】
1着 テイエムサウスダン
2着 ヘリオス
3着 タガノビューティー
4着 ジャスティン
5着 オメガレインボー
6着 タイムフライヤー
7着 モジアナフレイバー
8着 スリーグランド
9着 ソリストサンダー
10着 エアアルマス
11着 ジャスパープリンス
12着 レピアーウィット
13着 サクセスエナジー
14着 オーロラテソーロ
15着 トップウイナー
16着 リアンヴェリテ