ロッテ・荻野貴司(左)と巨人・岡本和真【写真:荒川祐史】

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巨人の岡本は村上に大差をつけられ2位、DeNA勢も惜しくも…

 日本野球機構(NPB)は14日、今季のベストナインを発表した。セ・リーグでは日本一に輝いたヤクルトから中村悠平、山田哲人、村上宗隆、塩見泰隆の4選手、パ・リーグは優勝したオリックスから山本由伸、宗佑磨、杉本裕太郎、吉田正尚の4選手が選ばれた。

 その年を彩る選手が選出されたベストナインだが、選ばれた選手もいれば、惜しくも逃した選手も。セ・リーグでは最多勝を獲得した阪神の青柳晃洋が、柳裕也と15票差の2位に。セ・リーグで本塁打と打点の2冠王に輝いた巨人の岡本和真は、村上に大差をつけられて2位に終わった。

 遊撃手部門は接戦に。巨人の坂本勇人が7度目の受賞となったが、阪神の中野拓夢も121票を集めた。広島・鈴木誠也、阪神・近本光司、ヤクルト・塩見泰隆が選ばれた外野手では佐野恵太、オースティン、桑原のDeNAトリオがあと一歩のところで受賞を逃した。

 パ・リーグ捕手部門は西武の森友哉が選ばれ、全試合出場を果たしたソフトバンクの甲斐拓也は63票差の2位に。杉本、吉田正、柳田が選出された外野手部門では、最多安打と盗塁王に輝いたロッテの荻野貴司や打点王に輝いた楽天の島内宏明といった面々がベストナインから漏れた。(Full-Count編集部)