岩の間から覗く満天の星空が、ツイッターで注目を集めている。

こちらはツイッターユーザーのまちゅばら(@mpmb7)さんが、2021年5月17日に投稿した写真。

日の出にも負けないほど眩しく輝く天の川銀河が美しい1枚。

2月21日の朝3時頃に、「鬼ヶ城」(三重県熊野市)で撮影したものだという。

「綺麗としか言えません」

三重県熊野市の海岸にある鬼ヶ城は、日本百景の1つで、1935年に国の天然記念物に指定されている。風化や侵食などによって形成された奇岩や洞窟が熊野灘に面して約1キロ続いている。

熊野灘を航行する船を襲う、鬼と恐れられた海賊の隠れ家がこの場所だった、といわれている。

2004年7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録され、自然の造形美を一目見ようと足を運ぶ人は少なくない。

せり出した岩が、まるで洞窟のように視界を狭めている。しかしそこから見えるのは果てしなく広がる星空。

閉塞感と壮大さ、相反するものが溶け合った何とも幻想的な景色だ。

このツイートには、こんな反応が。

「人生で1回は行きたい」
「綺麗としか言えません」
「久遠なる銀河。美し過ぎる」
「鬼ヶ城からですか〜こんなに綺麗に撮れるなんて・・県民としては嬉しい限りです」「Beautiful」

地元民のみならず、海外からもその美しさを絶賛する声が寄せられている。

まるでこの世のものとは思えない光景、一度は生で見てみたいものだ。(ライター:Met)