名将ヴェンゲル氏も南野拓実を称賛! チェルシー戦での冷静沈着なゴールに「アーティスト」
![名将ヴェンゲル氏も南野拓実を称賛! チェルシー戦での冷静沈着なゴールに「アーティスト」](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/d/fdc17_854_525e5796_0fc35c04-m.jpg)
今冬にリヴァプールから半年間の期限付き移籍でサウサンプトンに加入した南野は、20日のプレミアリーグ第25節チェルシー戦で3試合連続の先発出場。スコアレスで迎えた33分、ネイサン・レドモンドのスルーパスを上手く収めてゴール前に侵入すると、シュートモーションで寄せてきた相手DFと相手GKの体勢を崩し、最後は右足のアウトサイドを使って冷静に流し込んだ。
かつて名古屋グランパスを率いるなど、日本とも縁が深い人物として知られるヴェンゲル氏は、カタールメディア『beIN Sports』で南野のゴールを称賛。チェルシーの守備にも問題があったことを指摘しつつ、南野が見せたゴール前での冷静さを次のように称えた。
「あのゴールはとても私好みだ。レドモンドからのスルーパスは一級品だったからね。非常に興味深いのは、南野が頭を上げて『相手GKがどこにいるのか』を確認する回数だ。彼は明らかに、2度はGKを確認していた。大きなプレッシャーにさらされていたなか、冷静を保っていた。彼の心の中には“芸術家”が住んでいる」
「一方で、私はチェルシーのひどい守備もある種のアートだったと言わざるをえない。(クル・)ズマは見るからに(ボールが来てから)体の向きを変えており、彼と(セサル・)アスピリクエタの間にはスペースが生まれている。リース・ジェームズはいるべき場所にいないし、アスピリクエタとはもっと距離が離れていなければならない。(チェルシーの守備には)コミュニケーションも“情報の吸収”もなかったが、それでも南野の動きは並外れていた」