大坂なおみ「ちょっと恥ずかしいですけどー」。モニターに母親登場のサプライズ

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現地2日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日〜9月13日/ハードコート)大会3日目。女子シングルス2回戦で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界74位のカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-1、6-2で破り、3回戦進出を果たした。オンコートインタビューの前には、会場モニターに母親の環さんがリモートで登場するというサプライズがあった。

最初は英語で「何をしているの!?」と母親の登場に驚いていた大坂。しかし回線が良くなかったのか、会話が上手くかみ合わず、日本語で「ちょっと恥ずかしいですけどー」と笑顔を見せると「ありがとう」と応援してくれたことに感謝を伝えていた。


そしてその後に行われたインタビューで試合について大坂は「今日はサーブが良かった。ポジティブな姿勢でプレーができた」と振り返った。


痛めている左太ももには大きなテーピングが施されているが、それについては「まだ勝ち残っているから大丈夫だと思う」と語った。


また、昨日は西岡良仁(日本/ミキハウス)とアンディ・マレー(イギリス)の試合が行われており、見学していた大坂。「昨日の試合は本当に刺激になった」とも語っていた。


大坂は今日も被害者の黒人男性の名前が入ったマスクを着用していた。「世界中のみんなが見ているから、もっとこの問題を知って欲しい。この機会にこの問題に関心を持って欲しい」と、改めて人種差別問題について語った。


大坂は、3回戦でマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクはアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を破っての勝ち上がり。
試合は現地4日、日本時間の5日に行われる予定。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」での大坂なおみ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)