タッチ決済「Fitbit Pay」、ついに国内で提供開始。ソニー銀行と連携

Fitbitは7月7日より、日本国内でウェアラブルデバイス用の非接触決済サービス「Fitbit Pay」の提供を開始しました。

ソニー銀行が発行するVisaデビット付きのキャッシュカード「Sony Bank WALLET」と組み合わせることで、Visaのタッチ決済を導入している決済用端末にかざすだけで支払いを行えます。

Fitbit Payの対応機種は、4月に発表したGPS内蔵の最先端ヘルス&フィットネストラッカー「Fitbit Charge 4」、「Fitbit Charge 3」、「Fitbit Ionic」、「Fitbit Versa」。

Fitbit Payへの設定は、Android / iOSアプリ「Fitbit」を介して行います。画面にSony Bank WALLETのイメージがスマホの画面上に表示されたら登録完了を意味します。

▲Sony Bank WALLETのイメージ

利用額の上限は1回あたり50000円です。また、一定金額を超える支払いなど、一部の取り引きで暗証番号の入力・サインなどが必要となる場合があります。

Fitbit Payは、すでに42か国および300以上の銀行・カード発行会社を通じて提供されています。日本国内で提供を開始する理由について、VISAは、『グローバルで広く利用されているNFC決済の機能を追加することで、日本の消費者の皆さまにも利便性を提供するべく、今般のサービス開始となった。最近では、大手コンビニエンスストアがNFC非接触決済に対応するなど、Visaのタッチ決済が利用可能な加盟店が国内でも急速に拡大したことも背景。また、コロナ禍においては、接触を伴わない支払い方法が求められているとも考えている』と説明しています。

経済産業省によれば、将来、キャッシュレス決済の利用率を世界最高レベルのおよそ8割に引き上げる計画で、VISAは各パートナーと共に国内のキャッシュレス決済推進拡大に貢献していきたいとのコメントも発表しています。

▲Fitbit Payの利用イメージ

(更新:2020/7/7 18:35)VISAによるコメントを追記しました。

source:Fitbit Pay , Visaのタッチ決済(非接触決済), ビザ・ワールドワイド