鹿児島、前身クラブから在籍のMF赤尾公が今季限りで引退

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鹿児島ユナイテッドFCは7日、MF赤尾公(31)が今シーズン限りで引退したことを発表した。

2010年に当時日本フットボールリーグ(JFL)に所属していたガイナーレ鳥取に入団した赤尾は、SC鳥取ドリームス(鳥取県1部)を経て、2012年に鹿児島の前身クラブである九州サッカーリーグのヴォルカ鹿児島に加入。2014年にJFL昇格を果たすと、2016年のJ3リーグ参入、2018年のJ2昇格に貢献した。今シーズンは明治安田生命J2リーグ19試合で1ゴールを記録していた。

キャリア通算J2リーグで19試合1ゴール、J3リーグで67試合3ゴール、天皇杯で4試合出場。今シーズン限りで現役を退くことなった赤尾はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「突然ではありますが、今シーズン限りで現役を引退します。まずは、今シーズンもたくさんの応援本当にありがとうございました。なかなか皆さんのご期待に応えることが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「ただ、どんな状況になってもいつも前向きに後押ししてくださるサポーターのお一人お一人の姿、僕は一生忘れません。本当にありがとうございました。前身のヴォルカ鹿児島からこのチームに携わってきましたが、今思うと本当にあっという間の時間でした。『鹿児島にJリーグを』この事だけを思って走り続けてきました」

「困難なことがたくさんありすぎて、辞めてしまおうと思うことは多々ありましたが、困難な状況になればなるほど、いつも手を差し伸べてくれる人が僕の周りにはいました。鹿児島ユナイテッドFCになって注目度も増し、応援してくださる方々も増えて、もちろん、今現在チームを応援してくださる方々にも本当に感謝していますが、やっぱり僕は前身のヴォルカ、FCKAGOSHIMA時代からチームを応援、支えてくれていた方々に本当に本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

「だって、その2チームがなかったら今のチームはないんだから………ですよね、タノさん…」

「苦しい時にそっぽを向かずに向き合ってくれた方々、一緒になって戦ってくれた方々、支えてくれた方々、今のチームがあるのはそういった方々がいてくださったおかげです。改めて、本当にありがとうございました。そして、これからもチームのことよろしくお願いします」

「またスポンサー企業の皆様、陰で支えてくださったフロントスタッフの皆さんにも感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。

長くなって申し訳ありませんが、これまで関わったコーチングスタッフ、そして何よりやっぱりチームメイト!みんながいなかったらこんな幸せな時間は過ごせませんでした」

「本当にありがとうございました。最後に、直接皆さんの前でご挨拶が出来なかったこと本当に申し訳なかったと思っています。この場を借りて謝罪します。言いたいことはまだまだありますが、この辺で!」

「長い間、本当にありがとうございました。お世話になりました!最後の最後に!明日が鹿児島にとっていい日になりますように!」