「YUI」の名義でシンガーソングライターとして活躍し、現在はロックバンドFLOWER FLOWERのボーカルを務めるyuiさんが2019年9月11日、札幌市の「狸小路商店街」で路上ライブを行った。


北海道の商店街で路上ライブ(画像はyuiさんの公式インスタグラムより)

ツイッターユーザーの武石紫乃(@shinonnnnnnn)さんは「狸小路通ったら本当にたまたま、YUIが路上ライブしてて泣いた」という一文とともに、その様子を動画で投稿。

ショートカットスタイルのyuiさんはアコースティックギターを抱え、小さな敷物の上に座り、透き通るような声で「YUI」として活動していた頃のヒット曲「CHE.R.RY」を歌い上げている。動画からは手拍子の音が聞こえ、和やかな雰囲気だ。

北海道での路上ライブにツイッターでは、

「昔と全然変わらない...。感動しました」
「私も思わず5度見した...」
「福岡(yuiさんの出身地)時代とスタイルが変わらない!」

といった声が寄せられている。

ライブの様子はFLOWER FLOWERのインスタライブやツイッター、yuiさんのインスタグラムでも投稿されており、本人であることは間違いない。

Jタウンネットは9月12日、路上ライブの模様を目撃したツイッターユーザー・武石紫乃さん(@shinonnnnnnn)に話を聞いた。

最初は誰も足を止めず...


なんだか懐かしい気持ちになる(画像はFLOWER FLOWER公式ツイッターより)

投稿者によれば、yuiさんは商店街にあるライブハウス「Sound lab mole」の向かい側で路上ライブを開催。投稿者がライブを見たのは終盤の方だけだが、20人くらいのギャラリーがいたようだ。yuiさんは一人ではなく、スタッフのような男性が2人ほどいたという。

「ライブが終わったあとはライブの告知だけして、後は一緒に見ていた観客の方に話かけられたりしていて、気さくにお話しされていたかと思います」(投稿者)

yuiさんはインスタグラムで、その様子を写真で投稿。

「久しぶりの路上ライブ!久しぶりすぎて緊張したけど楽しかった 立ち止まってくださった方、寒い中ありがとう。抱っこさせてもらった女の子可愛いかった 最高の時間でした」

とコメントしている。

FLOWER FLOWER公式ツイッターによれば、収録までの空き時間にライブは開かれた。歌い始めた1曲目の様子を投稿しているが、動画を見る限り足を止める人は見られない。まさかこんなところでyuiさん本人が歌っているとは誰も思わないため、気づかれるのに少々時間がかかったのかもしれない。

FLOWER FLOWERのツイッターは、

「弾きたい時に歌い奏でるのが弾き語り。いつどこかは我々も分からず。ただ、何か、彼女の中で、原点回帰している気はしますが」
「ゲリラライブ各地まだまだあるやもしれませぬ」

とも投稿している。

今後街角でyuiさんの歌声が聞こえてきたら、それは本人かもしれない。