批判の連続だったフジ笠井信輔、フリー転身に納得でも需要には“疑問”の声!

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 7月30日、一部スポーツ紙でフジテレビの笠井信輔アナがフリーに転身することが報じられた。

「9月いっぱいでフジを退社し、同時にレギュラーを務める『とくダネ!』も卒業。10月からは同番組で司会を務める小倉智昭が所属する事務所での活動が決まっているという。笠井アナはすでに56歳、すでにアナウンス専任部長の席に就き、『とくダネ!』でもコーナーのみを務めて現場から距離を置き始めている身だけに驚かされました」(夕刊紙記者)

 笠井アナは同日放送の「とくダネ!」は夏休み中だったが、小倉はそこで「2年ほど前から相談に乗っていた」と明かしている。加えて報じられたところによれば、すでに昨年5月ごろから本格的にフリー転身へ向け動き出していたといい、管理職の仕事が増える中、映画や演劇といった本人の専門分野を活かせる仕事を“現場屋”として自由にやりたいと決意したという。 

しかし、ネット上では50歳半ばにしてのそうした決断を称賛する一方、〈そのまま裏方に回ったほうがよかったのでは〉との声も多くあがっている。

「3月には東日本大震災の被災地をリポートし、仮設住宅に雨でズブ濡れのままあがりこんで家族にマイクを向ける姿が、視聴者に不快感を抱かせた。5月には川崎で起きた殺傷事件現場の生リポートでストップウオッチを使って犯行を再現したことが批判を浴び、同じ月の『バイキング』では、生放送中に携帯電話を鳴らしてしまうなど、ここ最近はマイナスイメージばかりが続いていますからね。ただし今考えれば、映画や演劇など本来自分がやりたいことができない悶々とした中での、空回りと集中力を欠いた姿だったのかもしれません」(前出・夕刊紙記者)

 業界内では「年齢を考えず前に出しゃばり過ぎるところがある」(テレビ局関係者)と、フリー転身後の需要を疑問視する声もあるが、そこは小倉さんが何とかしてくれるか。