パリの男が愛する、アミ アレクサンドル マテュッシ【2019-20秋冬メンズ】
前シーズンにオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™が使用したこの場所を「僕ならこう使う」と言わんばかりの演出。カーテンで仕切れたオートクチュール風の会場をモデルがウォーキングし、フィナーレにそのカーテンが開くと、ゲストの前にはエッフェル塔が広がるという仕掛け。当然ゲストは全員エッフェル塔の方向を向いている。海外からのブランドやデザイナーがパリで作品を発表し、ダイバーシティーがテーマの中、パリで育ったアレクサンドルらしい返答。フィナーレは大きな拍手に包まれた。
多様化の流れの中でルーツの明確化は今シーズンのメンズファッションの大きなテーマ。その背景のなかでパリをホームにするブランドであることを明確に示した同ブランドを代表するコレクションとなった。
Text: Tatsuya Noda

