ネイマールがピッチ乱入少年に“神対応” ユニフォーム渡した行動に称賛「スペシャル」
レンヌ戦終盤の交代時に子供が乱入 警備員を制止してユニフォームを渡す
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、現地時間23日に行われたリーグアン第6節レンヌ戦で2ゴールに絡む活躍を見せ、3-1の快勝に貢献した。
その活躍以上に話題となったのは、乱入したチビっ子ファンへの“神対応”だ。
PSGはこの日、前半11分にオウンゴールで先制点を許したが、前半終了間際にMFアンヘル・ディ・マリアの同点ゴールで追いつく。そして後半16分には、ネイマールの球足の長いスルーパスからDFトーマス・ムニエの勝ち越し弾が生まれると、同38分にはネイマール、ムニエとつなぎ、最後はFWマキシム・シュポ=モティングが試合を決める一撃を叩き込んで勝負あった。
ナンバー10にふさわしい働きを見せたネイマールだが、後半アディショナルタイム1分に交代でピッチを退く際にもスーパースターらしい振る舞いを見せた。交代を告げられベンチに向かって歩き出したネイマールのもとに、どこからか子供のファンが乱入し駆け寄る。するとネイマールは涙を流す子供を抱き寄せると、近づく警備員を手で制止しながら肩を組んで歩き、最後は着ていた自分のユニフォームを脱いでその子にサッと渡したのだ。
この様子を捉えた動画をPSGの公式ツイッターも投稿。「ネイマールが若きファンにユニフォームをあげる、素晴らしい振る舞い!」と発信すると、「スペシャルだね」「これは彼のイメージを回復することになるだろう」など称賛のリプライが相次いでいる。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によれば、ネイマールは「パリで、特にああいう子供から注目を集めると嬉しいよ。あの行動は自然に出たもので、僕は自分のやるべきことを続けていくよ」と語ったという。ロシア・ワールドカップでファウルを受けた後の転がりっぷりで、嘲笑の的となっていたネイマールだが、この日見せたプレーと少年ファンへの寛大な姿勢があれば、再び人気を取り戻すはずだ。(Football ZONE web編集部)