ウォズニアッキ、WTAファイナルズ進出決定[BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール]

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カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(10月22日〜10月29日/シンガポール・シンガポール/室内ハードコート)への出場権を得る6人目の選手となることが正式に決定したとWTA公式サイトが報じている。

ウォズニアッキはシングルス部門で、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に加わる。残るスポットは、あと2つとなった。

ウォズニアッキが「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」に出場するのは、これが5度目となる。ドーハで開催された2010年に決勝まで勝ち進んだ、決勝進出経験者だ。

「WTAファイナルズにまた出場できることになって、最高に嬉しいです」とウォズニアッキはコメントした。「このトーナメントにはすごくいい思い出があるんです。特に2010年のトーナメントには。早くまたシンガポールへ行って、素晴らしいファンの皆さんの前で、私のベストなテニスをしたくてうずうずしています」

今シーズン、WTAシングルスで7度にわたって決勝まで勝ち進んだウォズニアッキは、東京で開催された「東レ パン・パシフィック・オープン」を連覇して26個目のタイトルを獲得。また、ドーハで行われた「カタール・トータル・オープン」、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」、「マイアミ・オープン」、「AEGON国際イーストボーン」、「エリクソン・オープン」、「ロジャーズ・カップ」で決勝まで勝ち進んだ。

WTAのCEO兼会長、スティーブ・サイモン氏は、「ウォズニアッキ、BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポールの出場権をまた獲得したね、おめでとう」と祝福し、次のように続けた。

「テニスプレーヤーとして、WTAファイナルズで1度でもプレーできるのはすごいことだが、5回も出場権を獲得するのは極めて特別なことで、カロラインはシーズン最後のファイナルで、栄誉あるビリー・ジーン・キング・トロフィー獲得をかけて再び戦うことになる」

10月に開催される「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」では、シングルス上位8人とダブルス上位8組が競い合う。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」に進出が決定したウォズニアッキ
(Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)