「緊張したのか、顔が強張っていた」とスタッフが漏らしたが、圧巻の歌唱だった

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「緊張しました!! 多くの人の前に出ることは以前もありましたが、さすがに5万人の前に立つのは初めてで。そもそも歌うこと自体、初めてだったので!」

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 8月2日、東京ドームで開かれた宗教法人『幸福の科学』大川隆法総裁の特別講演会に出演した、法名『千眼美子』こと清水富美加。講演会直後の独占取材に、興奮冷めやらぬ様子で答えた。

 清水はこの日、来夏公開予定の主演映画『さらば青春、されど青春。』の主題歌『眠れぬ夜を超えて』を、来場した信者ら5万人の前で熱唱。白いドレスをまとい、サイリウムが揺れる幻想的なステージを終えると、

「これからはみなさまと一歩一歩進んでまいりたいと思います」

 と挨拶。半年ぶりの“復帰”に感極まったのか、目には涙を浮かべて震えた声で語った。

 今年2月に同教団への出家を発表したときは、世間が大騒ぎになった。その後、5月に立ち上がったグループ内の芸能プロダクションに所属し、女優として再スタートを図っている。その象徴となるのが、まもなく撮影が始まる『さらば青春、されど青春。』だ。

「久々のお芝居なので、ちょっと緊張しますね。前よりも、自分の役以外のバックボーンや輝き方をすごく考えるようになりました。また“自分は作品を通して何を伝えたいのか”を、より明確化するようになりました」

 出家は女優としてのさらなる開眼にもつながっているようだ。そして、あれよあれよというまにまさかの歌手デビュー。見事な歌声を披露していたけれども、経験は?

「まったくないんです〜。テレビ番組の中でちょっと歌うみたいなことはありましたが、歌手活動をするのは初めてです。でも、歌は小さいころから大好きだったので、アコースティックギターとエレキギターを練習しています。あっ、そうそう。出家してからナゾに宇多田ヒカルさんとBUMP OF CHICKENさんを聴くようになりました(笑)」

 6月の『週刊女性』によるインタビューではそれまでの生活が激変し、新たに自炊にも挑戦していることを明かしていた清水。

「今、チャレンジしたいのは陶芸と三味線ですね。自炊は、ささみと大葉を使った料理にハマっています。あとはそばを食べに行く! この前、すだちそばを食べに行ったんですけど、ハゲてしまうくらい(笑)サッパリしてて、この時期にはピッタリだなと思いました!」

 今回の『眠れぬ夜を超えて』は彼女いわく、

「とても純粋で相手のことを100%思っているからこその切なさが詰まった曲」

 とのこと。22歳とお年ごろ。講演会の司会を務めた、大川総裁の長男・宏洋氏との結婚説も一部で飛び出した。実際に、ふたりの関係について尋ねると、

「ない話なので、いろいろ想像するんだなぁって思いました。今は恋愛したいというよりも、友達と遊びたいって思っています。ある意味、すべてをさらけ出した状態なので(笑)。いろんなことを語れる同世代の友達が欲しいですね」

 女優として、歌手として、彼女のチャレンジはまだまだ続きそうだ。