別府市のプレスリリースから(以下、同)

温泉と遊園地が融合したテーマパーク「湯〜園地」が2017年7月29日、大分県別府市内の遊園地「ラクテンチ」で3日間限定オープンする。

別府市長が「公約ムービーが100万回再生されたら実行する」と宣言してから約8カ月......わずか4日で100万回を突破し、実現に向けてクラウドファンディングで集まった支援金は300万円に到達。晴れて7月29〜31日、実行に移されるのだ。

約150メートルの「かけ湯」や、「温泉メリーゴーランド」など

長野恭紘・別府市長は2016年11月21日、世界一の温泉湧出量を誇る市の魅力を世界に発信するため、「SPAMUSEMENT PROJECT〜遊べる温泉都市構想」を発表した。公約として掲げたのは、2つ。

1. 「遊べる温泉都市」のイメージを集約した構想発表ムービーを公開する
2. 在任期間中に当該ムービーの再生回数が100万を達成した場合、別府市内において"遊べる温泉"「湯〜園地(SPAMUSEMENT)」を実際に開設する

その動画が、こちらだ。

11月20日に投稿されると、再生回数は瞬く間に伸びて24日に100万回を突破した。市は早速、計画の実現に向けたチームを結成し、クラウドファンディングの支援を呼びかけ、アトラクションの計画を練った。支援金が3000万円を超えると、正式に概要を決定。4月12日に「湯〜園地」公式サイトを開設した。

アトラクションは全部で8つ。その一部を紹介する。



「架け橋かけ湯」。更衣室からアトラクションをつなぐ架け橋に、かけ湯が設置される。長さは約150メートル。



「温泉ミストアストロファイター」。空中で、周囲のバーから噴射される温泉を体に浴びる。



「温泉スライダー」。スライダーのコースは、全長100メートル。



「特製ブレンド温泉」。プールエリアに温泉を入れて、大浴場に。



「温泉メリーゴーランド」。アトラクションにもお湯を入れる。



「湯〜列車」。キッズエリアのアトラクション。これに乗り、特性温泉鉄砲でターゲットめがけて温泉を発射しよう。

総合監修は、音楽作家の清川進也さん

湯〜園地」の総合監修を担当しているのは、音楽作家の清川進也さんだ。ツイッターでこの数日、アトラクションの動画などを公開している。

さらに7月16日には、「朝からのんちゃんとテイさんと録音でした。お楽しみにー。#湯〜園地」と投稿しており、もしかすると女優の「のん」さんも何かしらの形で参加するのかもしれない。

ツイッターでは、「のん」さんと「湯〜園地」のコラボレーションを楽しみにする声も上がっている。