「アオイ」アオイフルーツパフェ(「静岡シメパフェ」公式フェイスブックより)

お酒を飲んだ後は「締めのパフェ」というのが、北海道・札幌の夜の定番となりつつある、らしい。絞り立ての牛乳からできたソフトクリームや、地元の旬の食材などを使った冷たいパフェで、一日を締めくくるのだという。この新習慣は「シメパフェ」と呼ばれ、「札幌パフェ推進委員会」が新たな食文化としてPRしている。

この「シメパフェ」文化が静岡県に上陸したという。2017年7月15日、富士山静岡空港では静岡上陸記念式典も行われ、「札幌パフェ推進委員会」と「静岡シメパフェひろめ隊」の間で、協定書が締結された。札幌で生まれた「シメパフェ」文化を静岡に根付かせ、広めていこうというものだ。

7月28日から、静岡市内の飲食店6店が参加するキャンペーンもスタートする。いったいどんなキャンペーンなのか? Jタウンネットは静岡に電話して、話を聞いてみることにした。

シメがパフェなら、喜んで2次会へ?


「スノドカフェ七間町」マフィンカフェ「ふじのくに6276」(「静岡シメパフェ」公式フェイスブックより)

電話で答えてくれたのは、「静岡シメパフェひろめ隊」のメンバー、影山玲子さんだった。

「女性の場合、飲み会に行っても、シメがラーメンではちょっと......抵抗がありますよね」と影山さん。「もし、シメがパフェなら、喜んで2次会にも参加するかもしれません」。なるほど、女性を意識したキャンペーンのようだ。シメパフェ発祥の札幌では、店外まで女性の行列ができるほどの賑わいだという。


「Califerne(カリフォルネ)」シメパフェ(「静岡シメパフェ」公式フェイスブックより)

「参加店舗は、スイーツ専門のカフェもあれば、アメリカンスタイルのバーや、純和風の日本料理店もあります。ジャンルはさまざまで、それぞれ独自のメニューを提供する予定です」。

キャンペーンがスタートする7月28日は、月末の金曜日。そう、「プレミアムフライデー」である。早めの退社と、シメパフェを試してもらいたい、と呼びかけている。


「静岡シメパフェ」案内チラシ(「静岡シメパフェ」公式フェイスブックより)