堺正章、麻雀部屋完備400坪の別荘建設中で見せた「星3つ」な近隣対応
「もう3回くらい現地に来ていますね。いつも奥さんと一緒ですよ」(近隣住民)
歌に楽器に演技に料理にかくし芸に……マルチな才能を発揮する堺正章。堺が'11年に結婚した、3人目の妻と訪れた場所はというと─。
「昨年の12月から堺さんは神奈川県に別荘を建築中なんです。目の前はすぐ海で、ヨットなどをするのに最適な環境ですね。彼はときどき、現地に工事の進行を見に行っているようですね」(芸能プロ関係者)
実は堺には、以前、テレビ番組の企画で別荘探しをしたものの、購入に至るほどの物件に出会えなかったという経緯があった。
マージャン部屋とトレーニングルーム
「'15年1月放送と'16年2月放送の『ダウンタウンDX』で、2回にわたって別荘を探す企画をやっています。“東京から近場の海辺に別荘を購入したい”という堺さんに、静岡県の熱海や今回と同じ神奈川県内の別荘などを番組が紹介しましたが、購入には至らず。彼はその後もずっと物件を探していたようなので、今回は念願叶った形でしょうね」(前出・芸能プロ関係者)
建築中の別荘は、400坪ほどの大きさで、彼のいちばんの趣味が楽しめるような造りになっているのだという。
「なんでもリビングとは別に、マージャン用の部屋を作ったそうです。堺さんは、芸能界でも一、二を争うマージャン好きですからね。海を見ながら仲間と気持ちよくマージャンができる部屋が欲しかったんでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
堺は、'08年までフジテレビで放送され、現在はCSチャンネルのフジテレビONEで放送されているマージャン番組『THEわれめDEポン』の常連出演者。同じく常連の坂上忍や加賀まりこらと、しのぎを削っている。
「ザ・スパイダースでともに活動してきた、親友の井上順さんもマージャン好きで、『われポン』にもたびたび出演しています。基本的には堺さんのほうが強いのですが、1度、番組で2人が対戦したとき堺さんが負けてしまったことがあったんです。そうとう悔しそうでしたよ(笑)」(前出・芸能プロ関係者)
マージャン部屋を作ったのは、「もう絶対、順には負けたくない……!」という気持ちがあったからかも?
別荘には、マージャン部屋がある建物とは別に “離れ”があり、そこには、
「全長はそれほど長くないですが、室内プールと筋トレなどをするトレーニングルームを、居住空間とは別に離して作ったようですね」(前出・芸能プロ関係者)
前妻にとっても思い出の場所
ザ・スパイダース時代、堺と井上がデュエットで“あの時君は若かった”と歌ってからもう半世紀がたとうとしているが、御年71にして、プールにトレーニング、そしてマージャンと、今でも“若い”堺。そんな彼が別荘を建てたこの土地には浅からぬ縁があったのだという。古くから近くに住む住民によると、
「昔、この近くにマチャアキさんの2番目の奥さんである岡田美里さんの父のE・H・エリックさんの別荘があったんです。別荘があったころは、岡田さんもよくこのあたりで見かけましたよ」
近くに住む主婦も、
「マチャアキさんが建築中の別荘の隣にあるリゾートマンションには、20年ほど前、彼の友達が住んでいて、よく遊びに来ていたんですよ。ヨットを一緒にやっていたんじゃないかな」
この土地への縁はこれだけではなく、さらに昔へさかのぼる。長年、近隣地域で釣り船業を営む男性は、
「40年くらい前に『マチャアキ海をゆく』(テレビ東京)というテレビ番組があったんです。その番組でよく使っていたボートがあるんだけど、所有者は、いま建築中の別荘の隣のリゾートマンションだったんです。番組ではマチャアキさんはナレーションだけでしたが、プライベートではそのボートで海に出て遊んでいましたよ」
縁のあるこの土地に堺が別荘を求めたのは今回が初めてではない。
「マチャアキさんは、何年か前に今、別荘を建てているところから少し離れた場所にある物件を買おうとしたそうなんです。しかし、寸前になって売り主が遺産相続のトラブルによって売るのをやめてしまい、買うことができなかった。今回、やっとお気に入りの場所に別荘が持てたという感じでしょうね」
芸能人の家や別荘というと周囲の景観を損ねるような造りだったり騒音など、近隣住民とのトラブルも少なくない。しかし、堺の別荘の近隣住民たちは歓迎ムードだ。
「芸能人にありがちな奇抜な家ではなく、色もすぐ近くにある漁業組合の倉庫の色に合わせてくれた。すごく周りの住民に対して気を遣ってくれていると思います。彼は友達も多そうだから、たくさん連れてきてもらって、この地域のいいところをテレビなんかでどんどんアピールしてくれたらうれしいですね」(前出・近隣住民)
マージャン部屋付きの豪華別荘、そして何より、芸能人だからといっておごらない近隣住民への気配り、まさに星3つです!