【海外発！Breaking News】コカ・コーラが大好きな老犬 1年間毎日飲み、12本を抜歯する羽目に（英）
英ウィルトシャー州トローブリッジに住む1児の母で中学校の教師をしているケイト・スヌークさん（46歳）は、4歳になる“テッド”と20歳になる“レディ”という2匹のジャック・ラッセル・テリアを飼っている。
「グラスに注いであったコーラの底の部分を数センチ飲むだけですが、飲むとレディは子供のように興奮してはしゃぎました。私も甘やかして与えていたものだから、すっかり中毒になってしまっていたようで、欲しいと震えることもありました。レディが寝る前にグラスに入ったダイエットコークをあげていたんですが、それをしないとすごく拗ねる態度を取ったりしました」とケイトさんは話している。
しかし砂糖がたっぷり含まれた炭酸飲料は、人間にも犬にも良くないのは明らかだ。老犬のレディは1年間毎日コーラを飲んでいたのが原因となったのか、やがて虫歯が増えてしまう。昨年10月、ケイトさんはバースにあるアッシュマン・ジョーンズ獣医院へレディを連れて行き、16本のうちの12本を抜歯してもらったそうだ。
ケイトさんは「本当は怖かったんです。老犬だし、麻酔したらもう目が覚めないんじゃないかと思って。でも元気に回復してホッとしました。抜歯された12本は容器に保管してあるの。今は4本の歯しかないのよ。レディの歯は元々あまりいい状態じゃなかったし老犬だから、あくまでもコーラだけが原因だとは思っていません。甘やかしていたのは事実だけど、周りの人には私を酷い飼い主だとは思ってほしくないわ」と語る。
現在、認知症を患っている老犬レディは3年前にコーラを飲むのを辞めたそうだが、その代わりに今でもチョコレートやオーツ麦のパンケーキ、紅茶など変わらず糖分を摂取しているようだ。
レディの抜歯手術を担当した獣医のクララ・グリーンウッドさんは「犬で20歳というとかなり高齢ですが、レディは術後の回復も良く元気です」と明かしたものの、RSPCA（英国王立動物虐待防止協会）や動物保護団体は、ケイトさんの犬に与える不健康な食事を快く思っておらず「犬が必要とする飲み物は水だけです」と述べている。
今年1月29日にめでたく20歳になり元気そうなレディだが、過去にコーラを毎日、さらに現在は甘い食べ物を与え続けるケイトさんに世間は「何を考えているの。虐待に等しいわ」「こんな女が教師だなんて。自分の子供に絶対に教えてもらいたくない」「愚かな飼い主としか言いようがない」「無責任にもほどがある。こんな人ペットを飼うべきじゃない」といった批判の声が多数あがっている。
出典：http://metro.co.uk
（TechinsightJapan編集部 エリス鈴子）
