CBS MarketWatchによると、米金融大手のベア・スターンズ・カンパニーズは22日、米SEC（証券取引委員会）が、同社と同社傘下のベア・スターンズ証券を株式投信の不適切な売買の疑いで調査を開始したことを受け、最終的にはSECとの和解を目指す意向を明らかにした。

　　同社は、罰金と制裁措置を受ける可能性があるが、SECの主張に対し防御できると考えているとし、SECと和解のための議論を続けるとしている。ベア・スターンズは、2月に、SECが同社の元ブローカーの一人を不適切な株式投信の取引で提訴するか検討していることを明らかにしていた。【了】