総力戦でサヨナラ勝ち・鹿児島南

　5回まで無得点に抑えられていた鹿児島南は6回、5番・松下 博哉（2年）のライト前タイムリーと8番の代打・久保 晃大（1年）の内野安打で逆転に成功する。

　甲南は7回、4番・小峯 凌河（2年）の犠牲フライと暴投で再びリードを奪った。

　鹿児島南は8回、6番・古殿 聖月（2年）の犠牲フライで再度、試合を振り出しに戻した。

　9回までに決着がつかず延長戦へ。11回裏、鹿児島南は先頭の7番・前村 駿介（2年）がエラーで出塁。送りバントが決まって一死二塁とすると、続く9番・田畑 翔真（1年）の投ゴロが悪送球となり、選手16人をつぎ込んだ総力戦で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

（写真・文＝政 純一郎）

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