Twitterで「総務省」と画像検索した結果

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2016年9月16日、全国のappleファンたちが待ちに待ったiPhone7がついに発売され、東京のアップルストアでは行列もできるなど相変わらずのフィーバーっぷりが見られた。さっそくiPhone7を手に入れた人は、その使い心地や見た目をTwitterなどに投稿していたが、日本のiPhone7の背面には「総務省指定」という刻印がされていると話題になっている。

日本限定の謎の刻印「総務省指定」とは!?


TwitterにアップされたiPhone7の画像を見てみると、背面にはおなじみの「Designed by Apple in California Assembled in China」という文字の下にモデル番号。そしてその隣には「総務省指定 MIC/KS 第EC-16006号(16007号)」という見慣れない刻印が。




実は今回のiPhone7には、ユーザーが待望していた「FeliCa」「Suica」対応の決済サービス「Apple Pay」が搭載されているため「誘導式通信設備」という扱いになり、この刻印を入れることになったようだ。

もちろんこれは日本国版iPhone7限定の刻印で、「ジャパンプレミアムモデルの証」「漢字はいるのも悪くないじゃん」「なんかSF感あってかっこいいな」と好印象を受けるユーザーも少なくはないよう。

しかし洗練されたデザインが売りのApple製品に「総務省指定」はないんじゃないかというユーザーも多いようで、「ダッセーよ」「買うのためらうわ」と筋金入りのAppleファンたちは反感を覚えているようだ。

ジョブズならどうした!? そしてフォント問題も


Appleの設立者で偉大なカリスマであるスティーブ・ジョブズが2011年に亡くなってからというもの、2013年に発売されおよそ1年で販売終了の憂き目を見たカラフルな背面のiPhone5cなど、デザイン面の迷走はたびたび話題になっていた。もちろん今回も「ジョブズが生きていたらなあ」「ジョブズなら許さないだろ」という声も上がっている。

その他にも「せめてシンゴジのあのフォントにしてほしかった」「マティス Pro EBであってほしかった」と、漢字ならせめてフォントにこだわってほしかったという声をあげるユーザーも多い。しかし、最近大人気の『シン・ゴジラ』に影響されている人がかなり多いようで、フォントには不満を残しつつも「シンゴジ感あって悪くないかな」というユーザーも多く見られ、発売のタイミング的にはベストだったようだ。ちなみに、『シン・ゴジラ』で使用されているフォントは「タイプバンクの本明朝EII(標準がな)」であるという説が有力。

iPhoneユーザーにとっては機能を取るかデザインを取るか悩ましいところだが、日本でiPhone7を買うとどうしてもついてきてしまうこの刻印。今は気に入らない人も、使用していれば愛着が沸いてくるかも?