51歳母と32歳息子、2年も男女の関係(出典:https://twitter.com/thenewdayuk)

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いわゆる“生き別れ”の状態で、幼少期に親が子に愛情を注ぐことや優しく触れ合うことができなかった母親と息子。「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション(Genetic Sexual Attraction)」というものをご存知であろうか。長年離れ離れであった50代の母親と30代の息子が再会し、あっという間に恋に落ちてしまったことが米国から伝えられ、大変な波紋を広げているもようだ。

米ミシガン州に「私たちは男女の仲。この愛は真剣」と語る母と息子がいる。それは英国籍でインテリアデザイナーのキム・ウエストさん(51)と息子のベン・フォードさん(32)。血のつながった実の親子でありながら男女の関係に陥り、しかもすでに2年が経過していることを英メディア『New Day』が伝えている。

事情により養子に出すことが決まっていたため、キムさんはベンさんを出産後たった1週間で無念にも手離していた。しかしその30年後となる2013年、海を渡って米国で暮らしていたベンさんがイギリスのキムさんに手紙をしたため、再会すると両者はどんどん距離を縮めていった。ベンさんには当時ビクトリアさんという妻がいたが、母親に身も心も奪われたことを正直に告白して離婚した。その後2人は近親相姦に一定の理解を示してくれるミシガン州に転居し、現在は真剣に結婚と子作りを計画している。

「はるか昔から愛し合っていたかのように2人の相性は抜群。強く惹かれ、求めあう体と心をどうしても抑えきれなかった。この関係は純愛。近親相姦などと批判されたくない」という彼らの信念を支えているのは『ジェネティック・セクシュアル・アトラクション(Genetic Sexual Attraction)』の概念。これは里子といった事情により、生後すぐに引き離されたきょうだいなど長年離れて暮らしていた親族が再会すると、互いに似ている点が多いことも相まって性的に強く魅かれてしまうという現象である。

ちなみに世界各国で法の対応もまちまちという中、ドイツは諮問委員会を設けて慎重に審議しながら、生まれる子供に先天性の異常が発現する可能性を十分に理解した上での近親相姦や近親婚であれば、認める方向にあるという。

出典:https://twitter.com/thenewdayuk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)