フレッシャーズ編集部

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社会人になると、上司や取引先、同僚と仕事をするなかでの折衝や報連相など、さまざまな場面でコミュニケーション能力が求められます。でも、新人の場合、大人のコミュニケーションに慣れてなく、先輩から「コミュ力ない」なんて思われてしまうことも。そこで、今回は「『コミュ力ないなぁ』と思ってしまう新人の言動やエピソード」について、先輩社会人に聞いてみました。

●きちんとしたあいさつができない

・あいさつを自分からしない(女性/28歳/医療・福祉)
・あいさつをしても目礼だけでさっと行ってしまう(女性/31歳/団体・公益法人・官公庁)
・あいさつが自己流(男性/40歳以上/建設・土木)

あいさつは新人として当たり前にできていて欲しいところ。自己流の挨拶とはどのようなものか気になりますね。

●飲み会など会社行事への不参加

・プライベート重視で本人のための歓迎会なのに参加しない(女性/40歳以上/その他)
・飲み会に自己都合で参加しない(女性/35歳/金融・証券)
・仕事以外では極力他人と関わらない(女性/36歳/小売店)

好き嫌いや職場の人間関係のスタンスはそれぞれかもしれませんが、新人のときは先輩や上司が企画したイベントにはなるべく参加したほうがいいでしょう。

●雑談ができない

・会話をしていても、会話を発展させる気がない(男性/33歳/商社・卸)
・自分のことを何も話さず、人のことも興味を持たない。会話が成立しない(女性/40歳以上/ホテル・旅行・アミューズメント)
・こっちも気を遣ってどうでもいい世間話をしたにも関わらず、興味の無さそうな返事しかしない(女性/40歳以上/医療・福祉)

先輩や周囲とのプライベートな会話をすることは働きやすい職場環境へとも繋がっていきます。好き嫌いを超えて誰とでも気軽に雑談できることは社会人にとって必要な能力なのかもしれませんね。

●相手のことを考えていない

・会話が一方通行。相手に対して気遣いもない(男性/36歳/商社・卸)
・人の話を聞かない(女性/40歳以上/金属・鉄鋼・化学)
・自分のことしか考えておらず、相手の立場や気持ちを想像できない(男性/40歳以上/不動産)

相手の立場や気持ちを考えて会話をすることは、社会人としてというより、人として最低限のこと。これができないと、会社や仕事先で苦労しそうですね。

いかがでしたか? 先輩から求められていることは、最低限のことばかり。難しい言葉を使ったり、上手に説明をしようとするよりも、あいさつや相手の気持ちを考えるなど、基本的なことを守れていることが大切です。これから社会人になる学生さんは、ぜひ先輩の意見を参考にコミュニケーションの取り方に注意してみてください。

文●マイナビ学生の窓口編集部

調査期間:2016年3月
アンケート:マイナビ学生の窓口調べ
集計対象件数:社会人男女487件(インターネットログイン式アンケート)