ナポリは30日のセリエA第14節で、インテルにホームで2-1と勝利し、首位に浮上した。マウリツィオ・サッリ監督は試合後、次のように述べている。

「25年前からこの首位を味わうことができなかったサポーターのことを思うとうれしい。だが、今はまだ何も言いたくない。我々は落ち着いているし、冷静だ。ネガティブな時期にそうだったのと同じだよ。私は夢想家じゃない。違う仕事をしている。選手たちはしっかりと地に足をつけておかなければいけない。この環境でそれは簡単なことじゃないだろう。勝ち点31では、まだ残留もできない」

「2点を奪ってから、恐れていたことが起きた。チームが勝ったと思ったときに1点を返され、恐れを抱いてしまったんだ。それから100回も前へのボールをミスした。普段の我々ならやらないことだ。終盤については、明日選手たちをしからなければいけない。とても残念だった。65分までは試合を支配していたんだ。我々は勝ったと思う間違いをしてしまったんだよ。だが終盤まで、ゴールチャンスはウチが5、6回だったが、相手は1回だった。スクデット? とんでもないことだ」

インテルのロベルト・マンチーニ監督は、退場となった長友佑都に対する1枚目のイエローカードの判定に不満を表した。だが、サッリ監督は次のように述べている。

「マンチーニはカジェホンがシミュレーションをしたと言っている? それは彼の意見だ。私は、自分のベンチの前でしっかりと見ていたよ」