子どもがいる専業主婦の9割以上が「チャンスがあれば働きたい」と考えていることが、大手通信教育会社がこのほど行なった意識調査でわかった。

 ユーキャン(本社・東京都新宿区、品川惠保会長)が、子どもがいる20−40代の専業主婦300人(各世代100人)にインターネットを通じて「子どものいる専業主婦の意識調査」と題して実施。調査期間は5月31日−6月7日。

 それによると、「今後、チャンスがあれば、働いて(収入を得る仕事をして)みたいですか」との質問に対しては、94.3%の主婦が「はい」と答えた。

 働きたいと回答した主婦に、「どれくらいの時間働きたいですか」と尋ねたところ、「1日5時間」と答えた人が最も多く32.5%、次いで「4時間」(29%)、「6時間」(18%)の順だった。1週間あたりの日数では、トップが「3日」、次いで「4日」(28.3%)、「5日」(26.9%)と続いた。

 また、働きたい理由を複数回答で聞くと、「今より多くの収入を得たいから」が一番多く80.6%、次いで「社会との接点を持っていたいから」(51.6%)、「さまざまな人との交流を持ちたいから」(42%)など。

 一方、4人に1人(26.3%)が自分のブログを開設していると答えるなど、現代的な一面もうかがわせた。【了】