多くのファンで埋まったアクトシティ浜松（試合前の様子）
フジテレビが格闘技イベント『PRIDE』中継の打ち切りを決定し、業界内外へ衝撃を与えた問題から5日。『PRIDE』を主催するドリームステージエンターテインメントは、『PRIDE』と同じく人気興行へと成長させた『ハッスル』のイベントを静岡県は浜松市で開催した。

大会前日となった9日には、フジテレビ系列の東海テレビ（愛知・名古屋市）が『ハッスル』の番組放送を休止するなど、『ハッスル』への余波も出始めた中、会場のアクトシティ浜松には親子連れを中心に多くのファンで賑わった。

『ハッスル・ハウス15〜Road to ハッスル・エイド』と題し、17日、さいたまスーパーアリーナで開催されるビッグイベントへ向け、ストーリーラインを形成する上で重要な大会となったこの日。大会オープニングから、金村キンタロー、横井宏孝らによるサインボールのプレゼントや、ファンがErica＆マーガレットと一緒にハッスルポーズを決めるなど、多彩なファンサービスを実施。同問題の影響を微塵にも感じさせず、序盤から会場を盛り上げていた。